
はい! マナビトです。今回の参考書籍は全世界で4,000万部、国内240万部を超え、今も読み続けられるビジネス書の大大ベストセラー『7つの習慣』。人生哲学の定番で分かりやすく解説している本書。もはやビジネスパーソン必読の本書は完訳、マンガ、動画等あらゆる媒体で親しまれています。まだ、読んだことのない方、読みはしたけど忘れてしまった方へ向けて本ブログでは要点を絞ってコミカルに分かりやすい解説を試みようと思います。それでは、いってみましょう!
前回のかんたん振り返り
前回のテーマは『第3の習慣「最優先事項を優先する」その2』でした。
人間には色々な役割があります。それは会社組織の中だけではありません。家族、地域社会、自己成長など、あなただけの役割はたくさんあります。マナビトを例に役割を見ていきましょう。
役割 | 今週の目標 | 目標 | |
役割1 | 自己成長 | → | ・読書 ・筋トレHIIT |
役割2 | 夫・父親 | → | ・子どもと公園に行く ・妻と人生プランについて話をする ・家族で映画を観に行く |
役割3 | 会社員 | → | ・Aプロジェクトを完結させる ・部下のマネジメント、指導 ・上長の業務フォロー |
役割4 | 副業 | → | ・ブログ更新 ・動画編集 |
役割5 | 社会貢献 | → | ・自治会の役員会議 ・地域清掃 |
役割6 | 人生を楽しむ | → | ・旅行の計画 ・趣味の自転車の時間 ・キャンプの計画 |
上記の通り、自己成長・夫、父親・会社員等として役割は一つだけではありません。その役割ごとに第Ⅱ領域を意識して行動を検討してみましょう。自分自身の役割が分かったら、1週間の行動を役割ごと、なるべく第Ⅱ領域である緊急ではないが重要なことを意識して行動の項目を挙げていきましょう。そして、優先順位を決めてスケジュールへ落とし込むのです。
詳しくは過去記事をご覧ください♪ 今回のテーマは『第4の習慣「Win-Winを考える」』です。早速、一緒に学んでいきましょう!
7つの習慣 第4の習慣 この世は勝ち負けだけの世界!?

小瓶さん、何を分かりきったことを!! この世は勝ち負けの世界ですよね。勝ち組とか負け組とかっていうじゃないですか。なんとか、勝ち組に入るために皆頑張っているんじゃないでしょうか。いざ、勝負!! て言いますし。

スポーツやゲームにおいてはもちろん、人生においても勝ち負けって在りますよね。しかし、人生においては本当に勝ち負けだけでしょうか? 本当の勝者は一人だとすると、その他の人類は皆敗者になりますよね。現実世界はそうなっていますか? 何かを言っても負け犬の遠吠えというように聞こえますか?

いやいやいやいや、世の中には立派な方っていっぱいいますよね。そういう方々が敗者とは思いません。

では、勝者と敗者だけではない価値観ってありそうですね。
第4の習慣「Win-Win」とあるように勝ち負けだけではない関係性があります。早速、確認しましょう。
Win- Win | 自分も相手も勝つ 両者がほしい結果を得る 両者が納得する第3の案を発見する | Lose- Lose | 自分も相手も負ける 相手を負かしたい一心で、自分の リスクも高く、損をする行動をする |
Win- Lose | 自分が勝ち、相手が負ける 競争の結果、もしくはエゴを通す ことで、自分だけが勝つ | Win | 自分だけの勝ちを考える 自分の目的だけを考え、他人の不幸 や不利、迷惑などに関心がない |
Lose- Win | 自分が負けて、相手が勝つ 競争したり、衝突を避けた結果 相手は満足し、自分は言いなりになる | Win-Win または No Deal | Win-Winに至らなければ、 取引しない Win-Winを目指したのに、双方が 納得できないなら、取引をしない という選択 |

オヨヨ〜 6パターンもあるんですね! 勝ったり負けたり、取引しない? そんな選択もあるんですね。でも、Win-Winという自分も相手も勝つなんて理想論じゃないですか? あり得るのでしょうか?

あり得ますよ。成立させるには2つの条件が必要です。
Win-Winを成立させる2つの条件
Win-Winを成立させるためには、あなたと相手に2つの資質が必要になります。
【Win-Winを成立させる2つの資質】 勇気|自分自身のWinを求めて相手に対し誠実に気持ちを伝えること 思いやり|相手にWinを与えても良いという気持ちを持つこと

「愛と勇気だけがとーもだっちっさぁ♪」という顔がアンパンのあの幼児のヒーローのような心持ちですね。

マナビトさん、なかなか面白い例えですね。確かにそうかもしれません。あのヒーローは顔のアンパンを与えることで喜んでもらい、喜んだ相手の姿をみて自分も幸せな気持ちになっていますね。Win-Winの関係が成り立っていると言えそうです。

やはり幼児のヒーローは、ただのアンパン野郎ではなかったのですね♪

えぇ、ただのアンパン野郎ではないですとも♪
取引をしないという選択

取引をしないということもありなのですね。

そうですね。Win-Winを目指していたとしても、タイミングだったりお互いが求めるものが違っていたりしたら、成立しないこともあります。その際に、無理矢理関係を成立させよう勝ち負け、負け負けなどお互いに納得いかない関係性になることもあるでしょう。
自分の利益を追求するばかりでは、周囲の信頼を得られません。とはいえ、自分が折れて負ければOKというものではありません。Win-Winが成立しない場合はNo Deal取引をしないということも視野に入れておきましょう。

あのアンパンヒーローも頭がかじられすぎて、「力が出ない〜」って言っていることありますよね。Lose-Winの関係性かもしれませんね。でも、それが彼の幸せならそれでも・・・

短期的にはそれでも良いかもしれませんね。しかし、長期的に見た際が「力が出ない〜」時にバイキンにやられてしまっては、動物がたくさんいる街の損失ですよね。やはり、長い付き合いほどWin-Winを目指した方が良いでしょう。
7つの習慣の著者はこのように言っています。
Win-Winの根本には、全員が満足できる方法は十分にあるという考え方がある。・・・全員が勝者になれると考えるのである。Win-Winは、・・・あなたのやり方でもなければ、私のやり方でもない、もっとよい方法、もっとレベルの高い方法だ。
完訳7つの習慣 人格主義の回復 P289
7つの習慣 第4の習慣 まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。Win-Winなんて、そんな都合の良い話あるかーーって思っていましたが、相手の話を聴き考えると意外なアイデアが生まれてくるものです。諦めずに考え行動することですね。もし、Win-Winの関係が築けない場合がNo Deal取引しないという手もあります。
必ず、第3の方法はあります。Win-Win目指して行動しましょう!
それでは、また!
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