
はい! マナビトです。今回の参考書籍は全世界で4,000万部、国内240万部を超え、今も読み続けられるビジネス書の大大ベストセラー『7つの習慣』。人生哲学の定番で分かりやすく解説している本書。もはやビジネスパーソン必読の本書は完訳、マンガ、動画等あらゆる媒体で親しまれています。まだ、読んだことのない方、読みはしたけど忘れてしまった方へ向けて本ブログでは要点を絞ってコミカルに分かりやすい解説を試みようと思います。それでは、いってみましょう!
前回のかんたん振り返り
前回のテーマは『第4の習慣「Win-Winを考える」』でした。
第4の習慣「Win-Win」とあるように勝ち負けだけではない関係性があります。早速、確認しましょう。
Win- Win | 自分も相手も勝つ 両者がほしい結果を得る 両者が納得する第3の案を発見する | Lose- Lose | 自分も相手も負ける 相手を負かしたい一心で、自分の リスクも高く、損をする行動をする |
Win- Lose | 自分が勝ち、相手が負ける 競争の結果、もしくはエゴを通す ことで、自分だけが勝つ | Win | 自分だけの勝ちを考える 自分の目的だけを考え、他人の不幸 や不利、迷惑などに関心がない |
Lose- Win | 自分が負けて、相手が勝つ 競争したり、衝突を避けた結果 相手は満足し、自分は言いなりになる | Win-Win または No Deal | Win-Winに至らなければ、 取引しない Win-Winを目指したのに、双方が 納得できないなら、取引をしない という選択 |

オヨヨ〜 6パターンもあるんですね! 勝ったり負けたり、取引しない? そんな選択もあるんですね。でも、Win-Winという自分も相手も勝つなんて理想論じゃないですか? あり得るのでしょうか?
詳しくは過去記事をご覧ください♪ 今回のテーマは『第4の習慣「Win-Winを考える」その2』です。早速、一緒に学んでいきましょう!
7つの習慣 Win-Winは理想論? すべての人が満足することは可能である

Win-Winは理想論ですよぉ〜。どちらかが勝ってどちらかが負けるのが自然ではないでしょうか。

マナビトさん、幸せの量が決まっているわけではないんですよ。誰かが幸せを得ると誰かの幸せが減るわけではありません。マナビトさんが欠乏マインドを持っていますね! 欠乏マインドから豊かさマインドに切り替えていきましょう!

欠乏マインド? 豊かさマインド??
欠乏マインドと豊かさマインド
「Win-Winは理想論」「誰かが幸せになると、その分幸せの量が減り誰かが損をする」そういう人の心は「欠乏マインド」に支配されています。素直に人の成功や幸運を喜べず、口では「おめでとう」と言いながら、内心は嫉妬しているのです。
一方、「豊かさマインド」とはどんな考え方でしょうか。「すべての人が満足することは可能だ」これが豊かさマインドです。幸せの量は一定ではなく新たに作り出していけるという考えがWin-Winを築く考え方なのです。

すべての人が満足することは可能! Win-Winは可能ですね!!
7つの習慣 Win-Winを支える5つの柱
Win-Winは結果を求めるだけではうまくはいきません。5つの柱があって初めて実現します。

5つの柱を確認していきましょう。
①人格 | ②関係 | ③合意 |
基礎となる 自分の人格が 充実している | お互いの 信頼関係が 強く結ばれている | 双方の合意が なされ、実行協定 が成立している |
④システム | 関係を継続するしくみが円滑に機能している |
⑤プロセス | 結果に至るための望ましい過程をたどっている |
素晴らしい人格、お互いの信頼関係、そしてお互い議論を尽くして納得した合意があり、それを支えるシステムとプロセスがあることによって、Win-Winが成り立つのです。

人格、関係、合意を支えるシステムとプロセスがあるんですね。
プロセスについて、著者のフランクリン・コヴィーは次のように進めています。
【WIn-Winに至るプロセス】 ① 相手を理解する ② 解決すべき課題を明確にする ③ 確保すべき結果を明確にする ④ 結果を達成するための選択肢を出す

5つの柱を成り立たせることは、かんたんではありません。だからこそ、成り立った時のWin-Winは理想の形なのです。
7つの習慣 まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。Win-Winは今まで学んできた第1の週間から第3の習慣までも含めた全てを実行しなければなりません。かんたんではないですね。でも、それだけ価値があるということですね。Win-Winは達成できます。5つの柱を意識して行動していきましょう!
それでは、また!
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