
はい! マナビトです。今回の参考書籍は全世界で4,000万部、国内240万部を超え、今も読み続けられるビジネス書の大大ベストセラー『7つの習慣』。人生哲学の定番で分かりやすく解説している本書。もはやビジネスパーソン必読の本書は完訳、マンガ、動画等あらゆる媒体で親しまれています。まだ、読んだことのない方、読みはしたけど忘れてしまった方へ向けて本ブログでは要点を絞ってコミカルに分かりやすい解説を試みようと思います。それでは、いってみましょう!
前回のかんたん振り返り
前回のテーマは『第6の習慣「シナジーを創り出す」その2』でした。
シナジーを創り出すには、コミュニケーションの深さが重要です。そのレベルは3段階に分けることができます。
【コミュニケーションの3段階】 ① 防衛的コミュニケーション|関係性 Win-LoseもしくはLose-Win 信頼度も協力度も低くく、お互い守りに入り自分が損をしないことだけを考える ② 尊敬的コミュニケーション|関係性 妥協的 ある程度の相互理解は生まれるが、共感による傾聴に至らないため、解決は妥協的 ③ シナジー的コミュニケーション|関係性 Win-Win 信頼度と協力度が共に高く、それぞれの相違点についても深く理解し合い、個々が挙げる成果より大きな成果を生み出せる
図解にすると次のようなイメージです。

詳しくは過去記事をご覧ください♪ 今回のテーマは『第7の習慣「刃を研ぐ」』です。早速、一緒に学んでいきましょう!
7つの習慣 第7の習慣 日常的に自分自身を育てていく

大輪の花も水をあげたり、雑草を抜いたりと手入れしないと大きく咲きませんよね。自分自身もメンテナンスしていくことが重要なんですね。

マナビトさん、その通りですよ! 習慣とは一過性のものではなく、日常的に行っていくものです。7つの習慣の第7の習慣は「刃を研ぐ」です。日々自分自身を磨いていくのです。

具体的に何を磨いていくのでしょうか?
第7の習慣は「刃を研ぐ」です。自分自身を4つの側面からバランスよく刀を研ぐ時間を取るのです。その4つとは、体調(肉体)、観点(精神)、自律性(知性)、つながり(社会・情緒)です。
自分自身の4つの側面

体調(肉体)、観点(精神)、自律性(知性)、つながり(社会・情緒)と4つの側面。それは一個一個磨いていくのでしょうか!?

それぞれが関連していますよ。まずが図解で見てみましょう!
肉体を磨く 食事・休養・運動によって身体をメンテナンスをする 第1の習慣/主体性がある | ←→ | 精神を磨く 心を静め、自らの価値観を深く見つめる 第2の習慣/終わりを思い描くことから始める |
↑ ↓ | ✖️ | ↑ ↓ |
社会・情緒を磨く 他人との関係を強化し、心の平安を保つ 第4の習慣/Win-Winを考える 第5の習慣/まず理解に徹し、そして理解される 第6の習慣/シナジーを創り出す | ←→ | 知性を磨く 知識を増やし、情報選択・収集力を身につける 第3の習慣/最優先事項を優先する |

では、一つ一つみていきましょう!
肉体を磨く
肉体を磨くとは、運動によって身体をメンテナンスすることです。持久力・柔軟性・強さの3つを意識しましょう。第1の習慣「主体的である」は健康な身体があってからこそ! 元気があればなんでもできます。
【肉体を磨く 具体例】 ・定期的な運動の確保をする。HIITなど ・ウォーキングやランニングなどで持久力を鍛えたり、ストレッチで身体をほぐす ・規則正しい生活をする。暴飲暴食をしない、十分な睡眠を取る

そんなに特別なことでもないですね♪ 私は自転車が好きなので週末には近所を爆走しています。夜寝るのは遅いかな〜。

自分自身の生活習慣を振り返ってみると良いですね♪
精神を磨く
精神を磨くとは、自らの価値観を深く見つめることです。読書をしたり音楽を聴いたり、自然の中に身を置いたりすることで、自分の心と向き合うようにしましょう。第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」を行う自分への反省と関係しています。
【精神を磨く 具体例】 ・マインドフルネスやヨガなどを通して、静かに自分自身を見つめる時間を作る ・文学や音楽、自然に触れるなど自分自身に合ったリフレッシュ法を見つける

自分の時間を持つことって重要ですね! 私は、プランターで植物を育てるのが最近の気分転換です。ひまわりを育てています♪

人それぞれ、リフレッシュ方法は違いますね。自分に合ったリフレッシュ方法を見つけましょう!
知性を磨く
知性を磨くとは、情報収集力や選択力を磨くことです。自分の価値観に合った番組や優れた書籍を読むようにしましょう。自分の考えや経験を日記に書くのもおすすめです。第3の習慣「最優先事項を優先する」ことを意識してさまざまな情報に触れ、選択できるようになりましょう。
【知性を磨く 具体例】 ・目的もなくSNSを見たり、番組を見たりするだらだら時間を、自分を鍛錬する時間に替える ・優れた書籍や情報に触れて、社会に対する理解を深める ・日記や手紙、ブログのSNSで経験や考えをアウトプットする練習をする

私はブログを書くことが知性を磨くことにつながっています。本を読んで頭の中で要約してブログにまとめる。インプットとアウトプットの好循環ができます!

ブログに限らず、ツイッターやnote、YouTubeなどSNSで自分の考えを発信する方法はたくさんありますね。「どんな情報が世の中の人に役に立つのだろうか?」と考えて発信することで知性が磨かれますよ。
社会・情緒を磨く
社会・情緒を磨くとは、人間関係においても自分の価値観に忠実に振る舞うことです。仕事やボランティアなどによる社会貢献をしましょう。第4の習慣「Win-Winを考える」、第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」、第6の習慣「シナジーを創り出す」という公的成功を目指すために重要なことです。
【社会・情緒を磨く 具体例】 ・意見が異なる人と納得できる案(Win-Win)に至るまで話し合う ・違いを認め相手の立場を尊重し、話を聞く ・話し合うときは第3案に向けて努力する

おー、7つの習慣の総まとめのような内容ですね。第1〜6の習慣を日々実践して育てていこうという話なのですね

7つの習慣は一つ一つが独立した習慣というよりも一体となって考えて、シナジーを生み出すことが重要なのですよ!
第7の習慣 7つの習慣はシナジーでより高い効果を生み出す!
7つの習慣の著者フランクリン・コヴィーは7つの習慣がもたらすものについて「4つの側面(肉体、精神、知性、社会・情緒)の再新再生(リニューアル)」と言っています。

再新再生(リニューアル)? とは?

人間として自分自身を刷新できる・生まれ変わることができるということです。
自分自身を鍛えることで価値を高めると、周囲の役に立つ人になれる。人の役に立つと、また新しい自分の価値に気づく。自分自身の活動自体がシナジー効果を生むのです。
第7の習慣はその前の第1〜6の習慣と切っても切り離せないのです。自分自身を磨こうとしていても、前提となる第1〜6の習慣が身に付いていないと良い結果が生み出せないからです。
第1〜6の習慣を意識しながら、第7の習慣「刃を研ぐ」を行い、7つの習慣に好循環が生まれ成長していける。7つの習慣を通して、自分の人生を自分で変えることができるのです!
1日1歩でOK

7つの習慣を学んできましたが、なかなか難しいですね。私は実践できるのでしょうか・・・

マナビトさん、習慣というのは短期的なものではありません。日々成長する意識が大事ですよ。「1日1歩進んでいる」と思えたらそれで良いのです。

1日1歩! それならできそうです。日々成長できるように習慣化していくぞー♪
おう!!
著者を次のように言っています。
一日のうちわずか一時間を自分の内面を磨くことに使うだけで、私的成功という大きな価値と結果が得られるのである。あなたが下すすべての決断、あらゆる人間関係に影響を与えるだろう。・・・長期的に肉体、精神、知性を日々鍛え、強くし、人生の難局に立ち向かい乗り越えられるようになるのだ。
『完訳7つの習慣 人格主義の回復』P.439
7つの習慣 第7の習慣 まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。7つの習慣のかんたん解説シリーズはいかがでしたか? 何度も読み返して自分自身の習慣に取り入れたい内容だと私が感じました。知識はインプットしてアウトプットをすることが重要です。あなたも7つの習慣を意識して日々、一歩ずつ行動していきましょう!
それでは、また!
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