
はい! マナビトです。前回に続いて超有名書籍『バビロン 大富豪の教え』を金融リテラシーの低い過去の自分へ向けた、そして知識を定着させるために簡単にまとめてみようと思います。
早速、結論です。
『収入の10分の1を貯金しても、生活水準が変わらない。幸福度が落ちることはない』
です。最後まで読んでいただき、ありがとうございます! それでは、また。
収入の10分の1貯金すると、幸福度も10分の1少なくなるのか?

これじゃ、記事を読む価値はないですよね・・・
何で、収入の10分の1を貯金して使えないのに、生活水準が変わらなくて、幸福度が落ちることはないのか!! 納得いかない!!! そんな都合の良い話、ある訳ないじゃないか。

落ち着くんじゃ。マナビトよ。ワシが解説するから話を聞くのじゃ。

紫のおじいさん・・・ ではなく、ふごうさん。
教えてください! 例えば、私が月収30万円だとすると、10分の1の貯金は3万円!
3万円もあれば、外食したり、服を買ったり、友人と遊びに行ったりと楽しいことがいっぱい。会社員のおこづかいぐらいの金額です。これを使えないとなると幸福度が下がりそうですが・・・

そうじゃのぉ。確かにマナビトが言うことには一理ありそうじゃのぉ。
収入の10分の1を貯金すると言うことは、逆に言うと、『収入の10分の9で叶えられない欲望を諦める』と言うことなんじゃ。
欲望を諦める。そう聞くと生活水準や幸福度が下がってしまうイメージがありますよね。
でも、その欲望というのは本当にあなたに必要なものなのでしょうか? 例えば、高級ブランドの服や最新機種のスマホ、高級フレンチでの食事があなたにとって、本当にベストの選択なのでしょうか。
お金持ちのイメージは「高級車を乗り回し、豪邸に住んで、海外旅行に行ってはビーチや高級ホテルでくつろいでいる」と考える方は少なくないように思います。
しかし、実際のお金持ちは贅沢三昧をするというよりは、意外にも質素で家族との時間を大切にする方が多いようです。お金持ちはお金の使い方が合理的なのです。

『欲望に優先順位をつけて、叶えられない欲望は諦める。』また、
『優先順位の低い欲望を諦めても生活水準は変わらない。』のじゃ。

じゃ、外食は諦める・・・ 好きな服も買わない・・・ 友人と遊びに行かない・・・ 我慢しろってことですね。お金持ちに道は険しい・・・

そういうことじゃないのじゃよ、マナビトよ。
外食に行くことも、好きな服を買うことも、友人と遊びに行くことも全て禁止するということではないのじゃ。
例えば、友人との時間を大切にしたいということだとすると、休日に友人を招いてホームパーティをすれば、外食に行かなくても幸福度も上がる。
好きな服も闇雲に買うのではなく、しっかりと欲望の優先順位を考えて買うことが大事じゃ。

なるほど! それなら、私にもできそう。

諦めるのではなく、自分の価値観をしっかりと見極めて選択できるようになるのじゃ。それが、収入の10分の1を貯金しても、生活水準が落ちない、幸福度も下げないコツじゃ。
小さい頃、駄菓子屋さんで親から百円玉を渡されて、楽しく買い物をしたのを覚えています。全部使ってもいいし、貯金をしてもいいよと渡されていました。私は全部使わず少しだけ残してお金を貯めてガチャポンをしたり、小さなおもちゃを買ったりしていました。
その時、百円玉の幸福度はとても高かった。何が自分にとって大事なのか、子どもながらに価値を知っていたのかな〜。
今、自分の子ども達に同じように百円(消費税別)を渡し、買い物をさせています。上の子は少しだけ貯金し、下の子は全部使い切ります。お金の使い方に個性が出てきていますが、もう少し大きくなったらバビロン 大富豪の教えをプレゼントしようと思います。
収入の10分の1を貯金しても生活水準が変わらない、幸福度も下がらない。自分次第ですね。
では、また。
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