アドラー心理学 幸せになる勇気

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ハイ! マナビトです。今回の参考書籍は大ベストセラー「嫌われる勇気」の続編! 国内合計307万部、世界合計700万部の「幸せになる勇気」。フロイト、ユングと並ぶ心理学三大巨匠の一人、アドラー。アドラー心理学を哲人から教わった青年はその後アドラー心理学を実践し、3年後哲人を再び訪ねるのですが、アドラー心理学は理想論であって実践的ではない! ペテンだとまくし立てます。そこで、哲人は言います。「多くの人々はアドラー心理学を誤解している」と。まだ、読んだことのない方、読みはしたけど忘れてしまった方へ向けて本ブログでは要点を絞ってさらに分かりやすい解説。それでは、いってみましょう!

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前回のかんたん振り返り

前回のテーマは『愛は自立、大人になること』でした。

自分自身が採用しているライフスタイルも、子ども時代の生存戦略「いかにすれば愛されるか」に基づいているのです。もし、あなたが困難な状況だったり対人関係に問題があったりする場合、それはあなたの子ども時代のライフスタイル(いかにすれば愛されるか)や人生への態度が問題なのです。

私たちは他者を愛することによって、初めて大人になる。愛とは自立であり、それは大人になること。だからこと、愛とは難しいのです。

詳しくは過去記事をご覧ください♪ 今回はアドラー心理学シリーズ最終回! テーマは『幸せになる勇気』です。早速、一緒に学んでいきましょう!

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親の愛を得るための傾向

マナビト
マナビト

自分自身が採用しているライフスタイルも、子ども時代の生存戦略「いかにすれば愛されるか」に基づいている。どうすれば親の愛を得られるかと言うことを幼児期から生存戦略として「私」は考えているのですね。どうすれば親の愛を得られるのでしょうか?

テツヒトさん
テツヒトさん

それは、自分の置かれた境遇によって変わってきます。兄弟姉妹がいるか、第何子なのかによっても変わります。

アドラーも断言しているわけではありませんが、兄弟の順位に関して傾向の話をしています。

【「私」の置かれた環境による性格の傾向】
第一子、一人っ子の場合「親の愛を一人占めしていた時代」という最大の特権を持っている。しかし、第二子以降の弟・妹の誕生により、その地位から転落。この挫折を乗り越えられない第一子は保守的で、未来についても悲観的なライフスタイルを形成する傾向がある。一人っ子の場合、ライバルは弟や妹ではなく父親がその対象となり、マザーコンプレックスになる傾向がある。
第二子の場合|常に自分の前を走る第一子というペースメーカーがいる。第二子の根底には「追いつき、追い越したいという思いがある。第二子は現状を打破して革命を志向する傾向がある。
テツヒトさん
テツヒトさん

もちろん「傾向」であって、誰しもが当てはまるのではありませんのでご承知おきください。

マナビト
マナビト

そりゃ、そうだ〜♪

「私」というのは親から「愛されライフスタイル」を選びます。言い換えれば、「他者(親)から認められること」を目的とした「他者の望む私」のライフスタイルを選んでいるのです。「愛されるライフスタイル」は歳を重ねていくごとに強化され大人になっていきます。

この「他者の望む私」のライフスタイル・与えられる愛を求めることから脱却・自立するためには、他者を自らの意思で愛するしかありません

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運命の人はいない

マナビト
マナビト

与えられる愛を求めることから脱却・自立するためには、他者を自らの意思で愛するしかない。う〜ん、良い人がいれば良いですけどね。運命の人が現れるとか・・・しかも、相手が自分のことを好きになるかは分かりませんし。

テツヒトさん
テツヒトさん

相手は関係ありません。相手が自分のことをどう思っているかなど関係なしに、ただ愛するだけです。課題の分離ですね。

アドラーは「運命の人」を一切認めていません。その理由は「すべての候補者を排除するため」と断言しています。

マナビト
マナビト

どういうことでしょうか!? 「私」ではなく、「私たち」と主語を変えるほどの人物です。とても重要だし運命を感じたい!

テツヒトさん
テツヒトさん

マナビトさん、あなたは日々多くの他者と出会っています。出会い以上の関係性への発展というのは、声をかけたり、手紙を送ったりするといった一定の勇気が必要ですよね?

マナビト
マナビト

ま、確かにそうですね。

テツヒトさん
テツヒトさん

もし、勇気を出した行動に対して他者から良い反応が得られない時、人は「運命の人」にすがるのです。

もし、勇気を出して拒否されたら・・・アレコレと理由をつけて「この人ではなかった」「もっと理想的な運命の人がいる」とそれ以上の関係性に踏み込もうとせずにあらゆる可能性を自らの手で排除してしまうのです。

ありもしない理想を持ち出し「出会いがない」「運命の人に会えない」と嘆く人の正体です。それは関わりを避けているからであり、「ありもしない可能性の中に生きている」からなのです。このことをアドラーは「運命の人はいない」とし、すべての候補者を排除していると言っているのです。

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愛=決断

テツヒトさん
テツヒトさん

愛とは決断なのです。

マナビト
マナビト

愛とは決断!?

人は愛そうと思えば、誰でも愛することができるのです。例え通りすがった他者であっても、これは「運命なのだ!」と決意すればよいだけなのです。ドイツの社会心理学、精神分析、哲学の研究者フロムを次のように言っています。

誰かを愛するということはたんなる激しい感情ではない。それは決意であり、決断であり、約束である

エーリヒ・フロム
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幸せになる勇気

マナビト
マナビト

決断すれば良いのですか。

アドラー心理学は、あらゆる決定論を否定し、運命論も退けています。待っていたのでは、何も変わりません。運命とは自らの手で作り上げていくもの

テツヒトさん
テツヒトさん

今、そばにいる人と一緒に、自分のできることを精いっぱい行う。運命は、そこから始まります。

フロムは次のように言っています。

愛とは信念の行為であり、わずかな信念しか持っていない人は、わずかにしか愛することができない。

エーリヒ・フロム

愛し、自立し、人生を選ぶ。

テツヒトさん
テツヒトさん

アドラーなら信念を勇気と置き換えておそらく言っていたでしょう。

マナビト
マナビト

愛とは勇気の行為であり、わずかな勇気しか持っていない人は、わずかにしか愛することができない。まさに勇気の心理学。

人は他者を愛することによってのみ自己中心性から解放され(私から私たちへ)、他者を愛することによってのみ自立することができるのです。そして他者を愛することができれば共同体感覚へ辿り着くことができるのです。

【共同体感覚】
愛を知り、「私たち」を主語に生きるようになれば、変わる。生きている、ただそれだけで貢献し合えるような、人類の全てを包括した「私たち」を実感できる。

全ての悩みは対人関係である。」とアドラーは言いました。具体的にどうすれば良いのか?

それは、幸せになる勇気を持って「愛し、自立し、人生を選ぶ」こと。

世界はシンプルであり、人生も同じ。ただ、シンプルであり続けること、歩み続けることは簡単ではありません。なんでもない日常を勇気を持って歩み続けましょう。

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まとめ

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。全16回に渡って解説した「幸せになる勇気」。今回が最終回です。本当は半分ぐらいで終わらせたかったのですが、全てが繋がっており、話の流れを欠かすことはできませんでした。重要な箇所をかんたん解説を心がけましたが、重要な箇所多過ぎです・・・苦笑。アドラー心理学の理解を深めるのであれば、本書の購入をおすすめします。冒頭にある通り「多くの人々はアドラー心理学を誤解している」ようです。本書を読めば当ブログで事前に要点を押さえられていますので、スラスラと頭に入るのではないかと思います。

これからも幸せになる勇気を持って愛し、自立し、人生を選びましょう!

それでは、また!

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