反応しない練習 第1章 反応する前に「まず、理解する」 ③   

はい! マナビトです。あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」のかんたん解説。今回は草薙龍瞬著書のベストセラー『反応しない練習』の解説します。仏教? 私には宗教はちょっと・・・という方、いると思います。しかし、ブッダの考え方は私たち日本人の生活習慣に馴染んでいます。例えば、「ありがとう」「おかげ」「安心」など仏教用語ですし、ビジネスではマインドフルネスの源流です。ストレスフルな時代に、ブッダの考え方は悩みが消えていき人生をシンプルに、ロジカルにしてくれます。

前回のかんたん振り返り

前回は『その問題の理由に着目する』です。「心は求めつづけるもの」と理解すると心の渇きが収まり「そういうものなのだ」と、あなたの中にもっと大きな肯定感が生まれる。そして、悩みが「ある」ものは「ある」と理解することで、その悩みつまり「心の渇きの正体」が分かりその不満から抜けてしまうことができるのでしたね。詳しくは過去記事をご参考ください! 今回は、『心の状態を「きちんと見るだけ」で』です。早速、学んでいきましょう!

心の状態を見る

マナビト
マナビト

心の状態を見る? 見るってどうするんですか? 実際、見えるものでもないですし・・・

龍さん
龍さん

「心の状態を見る」方法があるのです、マナビトさん。まずは、反応せずに、理解する。そして問題の理由に着目する。そして心の状態を見るのです。

心の状態を見るということはどういうことでしょうか? 早速、答えです。

【心の状態を見る3つの方法】
① 言葉で確認する。
② 感覚を意識する。
③ 分類する。
ムダな反応を静める絶大は効果がある。

言葉で確認する

マナビト
マナビト

心の状態を言葉で確認する? 気持ちを言語化するということでしょうか?

龍さん
龍さん

そうですね。言語化することによって、心の状態を客観的に見ることができるのです、マナビトさん。

例えば「心がざわついている」「急な物事が起こって動揺している」「私は緊張している」など、心の状態を言語化します。その際、目をつむって確認すると落ち着きを取り戻します。心の状態だけでなく、日常の動作も言語化してみましょう。「私は今、歩いている。」「私は今、ご飯を味わっている。」「パソコンで作業をしている」など、ありのままを言語化します。そうすると、反応から抜け出せ心は落ち着きを取り戻します

感覚を意識する

マナビト
マナビト

感覚を意識する? これは何だろう・・・ 寒い時は寒い、暑い時は暑いとかですか?

龍さん
龍さん

感覚を意識するというのは、もっと丁寧に体の感覚を見ることです。

感覚を意識することによって、ストレスや疲れが溜まった心をリフレッシュする効果があります。龍さんが言うもっと丁寧に体の感覚を見ることとはどういうことか練習してみましょう。

【感覚を意識する練習】
① 目を閉じて、自分の手を見つめる。目を閉じた暗闇の中、手の感覚はある。
② その手を見つめながら上にあげる。その時、動く感覚がある。
③ ①と②の時、「手の感覚がある」「ての感覚が動いている」ことを意識する。
④ 手を肩のあたりまであげ、元の場所へ下ろす。一連の動きを目をつむったまま手の感覚を意識する。

一つ一つの動作を丁寧に心で見ていくイメージです。

実は、「言葉で確認する」と「感覚を意識する」はビジネスの世界でも大きく注目されています。そう、「マインドフルネス」と呼ばれています。マインドフルネスは心の状態をよく見ること、意識することです。そうすると、ムダな反応は止まり、心は静まり、落ち着きと集中が可能になるのです。

分類する

マナビト
マナビト

分類する? 心の反応を分類するということですか? 簡単に分けられるものなのでしょうか?

龍さん
龍さん

言葉で確認するに似ているところがありますよ、マナビトさん。少し難しいですが観念的(具体的ではない、抽象的。)に理解するのです。

心を次の3つに分類します。

【3つの心の分類】
① 貪欲(とんよく)|求めすぎや期待しすぎなど、過剰な欲求に駆り立てられている状態。
② 怒り|イライラしたり、機嫌が悪かったり、ストレスを感じたりするなど、不満・不快を感じている状態。
③ 妄想|想像したり、考えたり、思い出したりなど、頭の中でぼんやりと何かを考えている状態。
マナビト
マナビト

心の分類は分かりましたが、それが分かるとどんな良いことがあるんですか?

龍さん
龍さん

モヤモヤするという状態は心地よい状態ではありません。なぜなら、自分の心が見えていないからなのです。自分の心が見えると客観的に捉えることができ、モヤモヤが晴れるのです。

例えば、仲良し3人組で会話をしている場面を想像してみてください。3人は仲良しです。しかし、話の流れで2人だけが盛り上がってあなたは話題に入りきれなかったとします。3人で遊ぶことは楽しかったけど、お家であなたは少しモヤモヤしています。そのモヤモヤする心を分類してみましょう。

【心の分類の例 〜3人で話をしていたが、2人だけ盛り上がり自分は話題に入れずモヤモヤ〜】
① 貪欲|私も話に入ってもっと楽しめるはずだったのに。
② 怒り|2人とも私にも気を使ってくれたらよかったのに。
③ 妄想|もしかしたら私のことが嫌いなんじゃないか、面倒くさいと思われたんじゃないか。

3つの分類が一つだけということありますが、多くの場合は3つともあります。この3つの分類を行います。「欲が働いている」「怒りを感じている」「これは妄想である」と心を観察するのです。客観的に見ることで心が晴れます。

人間の3大煩悩

マナビト
マナビト

「欲が働いている」「怒りを感じている」「これは妄想である」と心を観察する。何か修行みたいですね。

龍さん
龍さん

修行ですよ、マナビトさん。これは仏教の3大煩悩を浄化する修行なのです。

先に説明した貪欲(とんよく)、怒り、妄想とは「人間の3大煩悩」と呼ばれています。仏教はその煩悩を戒めなさいと説いており、3大煩悩(貪欲、怒り、妄想)は自分の心の状態を理解するための方法なのです。

まとめ

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます! 3回に渡って解説してきた『反応する前に「まず、理解する」』をまとめます。

【反応する前に「まず、理解する」】
① 悩みの原因は、"心の反応"
② "心の反応"の背景には"求める心"や"7つの欲求"がある
③ 心の状態を理解するには、「言葉で確認する」「感覚を意識する」「貪欲、怒り、妄想の3つの分類する」
①から③を通して、苦しみを生み出しているムダな反応を解消していく。

仏教とは、奇跡を信じる類の宗教ではありません。「正しい理解によって、人間の苦悩から自由になる方法」というとても合理的な考え方なのです。私自身、一つの宗教に傾倒はしていません。初詣に行ったり、クリスマスを楽しんだり、お寺めぐりをしたりとバラバラですし自分に必要なものを取り入れている感覚です。同様に仏教の合理的な考えも取り入れていきたいなと感じました。あなたも心を軽くする合理的な考え方を取り入れてみませんか? それでは、また!

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