
はい! マナビトです。今回は累計30万部の「テク」シリーズ『ムダを減らして、増やして安心! お金の使い方テク』です。最近、書籍やyoutubeでお金の知識を学ぶ人が増えていますね。投資にあまり興味のなかった人も政府の老後2000万円必要という発言で、初心者でもNISAやiDeCoを活用するなど資産形成を意識する人が増えています。中でもFIRE(financial independent retire early)経済的自由をして早めに引退しよう! というのは資産形成を目指す多くの人も目標になっています。
前回のかんたん振り返り
前回は『日々使うお金を管理する ② お金 3つの原則』。少しでも将来の安心を得たいのであれば、お金の知識を身につけることは必須です。ちょっとずつでもできることから学んで行動していきましょうでしたね。詳しくは過去記事をご覧ください♪ さて、今回の第3回目は『日々使うお金を管理する ③ 予算を4項目で設定』です。それでは、一緒に学んでいきましょう!
収支を把握する

マナビトさん、お金の3つの原則「使う」「守る」「増やす」は理解できましたよね。それでは、どうすればお金が貯まるか計算式にできますか?

ウッチーさん、いきなり難問を出してきましたね。その答え、分かりかねます!!

元気に分からないのですね!では、みていきましょう。
【収支の把握】 収入ー支出=プラス ・財政は健康な状態。口座に眠っているお金があれば資産運用するのも一つの手。 収入ー支出=マイナス ・財政が危機的な状態。貯金を切り崩して暮らしている状態であり、早く健全化する手立てが必要。

ただの引き算なのに、家計の状態が分かるんですね。これなら私でもできそうです。

そうですね。実際はもう少し細分化して予算を考えます。学んでいきましょう。
予算を4項目で設定する
早速、予算の4項目をみていきましょう。予算は1年間単位でみていきます。そうすると収入と支出は「年間収入」と「年間支出」の予算管理をするということになります。もちろん年間収入>年間支出と財政が健全になるように予算計画を立てます。
【4項目の予算】 年間固定費|家賃(住宅ローン)、通信費、交通費など毎月の支払額がほぼ決まっている 年間変動費|食費、交際費など毎月の支払額が変動する 年間特別費|税金や年1回の旅行など、年間に1〜数回のほぼ決まっている 年間貯蓄費|年間収入ー年間支出を引いた額

4項目で年間予算をみていきましょう。自分の家計が何にお金を使っているのかを大まかに把握することで、ムダを削り貯蓄しやすい家計にすることができます。
年間固定費
年間固定費は家賃、通信費、保険、交通費など毎月の支払額がほぼ決まっている支出のことです。自分自身や子どもの習い事の月謝、有料会員制のインターネットサービスの月額費用なども年間固定費に入れて良いでしょう。その中で、あまり使わなくなったり、続けていてもムダだなと思ったりする固定費は削減できるようにしましょう。固定費はかかり続ける支出ですので、不要なものはどんどん削減すると貯蓄効果が高いです。

年間固定費の削減は貯める力においてインパクトが大きいです。まずは、固定費の見直しをするところから始めましょう。
年間変動費
年間変動費は食費や交際費、洋服代など年間で変動がある支出です。特に四季のある日本では、春夏物・秋冬物と季節に合った食事や洋服があります。自分の気分を上げるために必要なこともありますが、衝動買いなどむだ遣いをしやすい費用でもありますので、本当に必要かをよく考えて使うようにしましょう。

あまり、我慢しすぎると反動で衝動買いをしたくなることもあります。しっかり予算管理をしてストレスにならない程度に支出を抑えていきましょう。
年間特別費
年間特別費は税金や車検、お正月やクリスマスなどのイベント、年数回の家族旅行等、その年で支出が見込まれている支出のことです。税金のように一定額決まった支出とイベント費のようにコントロールできる支出があります。節税のテクニックもありますが、まずはイベントの費用から考えてより満足度の高いお金の使い方をしましょう。

お金をかけたら満足できる! という物でもありません。贅沢すれば満足のいくプランを組みやすいのは事実ですが、工夫次第で楽しく過ごすことも可能です。
年間貯蓄費
最後の年間貯蓄は字の如し、年間に貯蓄する額です。当然、この貯蓄費が高くなればなるほど、お金は貯まっていきます。他の4つの予算「年間固定費」「年間変動費」「年間特別費」と予算を削れる部分は削って「年間貯蓄」にお金を回せるように意識して行動しましょう。年間貯蓄を12で割れば1ヶ月の貯蓄額になります。無理なく貯められる額を設定して、淡々と積み上げてきましょう。

貯蓄は無理なく楽しく♪がコツ。ストレスにならないように積み上げていく過程を楽しんでいきましょう。
まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。予算を「年間固定費」「年間変動費」「年間特別費」「年間貯蓄費」と分けることによって、自らの家計が大まかに「見える化」したのではないかと思います。次は見えた支出に対して無駄遣いはないかなど「課題」を見つけ、「改善に取り組む習慣」が大事です。予算を4つに設定することは「改善に取り組む習慣」を行うための必須事項。最初は手間取るかもしれませんが、お金を管理する上で需要なことですので、取り組んでみましょう!
それでは、また!
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