お金の使い方テク 日々使うお金を管理する ④ 50/30/20ルール

はい! マナビトです。今回は累計30万部の「テク」シリーズ『ムダを減らして、増やして安心! お金の使い方テク』です。最近、書籍やyoutubeでお金の知識を学ぶ人が増えていますね。投資にあまり興味のなかった人も政府の老後2000万円必要という発言で、初心者でもNISAやiDeCoを活用するなど資産形成を意識する人が増えています。中でもFIRE(financial independent retire early)経済的自由をして早めに引退しよう! というのは資産形成を目指す多くの人も目標になっています。

前回のかんたん振り返り

前回は『日々使うお金を管理する ③ 予算を4項目で設定』。4つの予算「年間固定費」「年間変動費」「年間特別費」と予算を削れる部分は削って「年間貯蓄」にお金を回せるように意識して行動しましょう。年間貯蓄を12で割れば1ヶ月の貯蓄額になります。無理なく貯められる額を設定して、淡々と積み上げていくでしたね。詳しくは過去記事をご覧ください♪ さて、今回の第4回目は『日々使うお金を管理する ④ 50/30/20ルール』です。それでは、一緒に学んでいきましょう!

手取りの20%は貯蓄!

マナビト
マナビト

ウッチーさん、色々教えていただきありがとうございます! 色々覚えることがあって大変です。家計管理で、これだけは覚えとけ! といった簡単な方法はないものでしょうか?

ウッチーさん
ウッチーさん

マナビトさん、とりあえずこれを覚えておけば良いですよ! 手取り収入の20%は貯蓄です。

マナビト
マナビト

お! ズバッと分かりやすいですね。20%というのは難しいのかな〜。手取りが20万円の場合は4万円、30万円の場合は6万円、40万円の場合は8万円。結構大変な気がしますね。

ウッチーさん
ウッチーさん

そうですね。収入が少ないうちは大変かもしれません。貯蓄のポイントは金額ではなく割合で考えた方が良いです。

【貯蓄は金額ではなく、割合で考える】
例えば、収入に関係なく月5万円の貯蓄をしようと考えた時
20万円の人は5万円で手取り収入の40%
100万円の人は5万円で手取り収入の5%
同じ5万円でも収入の高低で、日常生活に与えるインパクトは大きく変わります

収入が多くなれば、その分支出も多くなっていっては貯蓄のスピードは加速しません。そこで貯蓄を割合で決めておけば収入に応じて適切な金額を貯蓄できるようになります。

50/30/20ルール

マナビト
マナビト

貯蓄は手取り収入の20%! 残りの80%はどのように使うのでしょうか? 自由にぱ〜っと使っちゃいましょうか!!

ウッチーさん
ウッチーさん

マナビトさん、目的は家計管理です。残りの80%も考えて使いましょう。

50% 必要な生活資金に充当

最初に手取り収入の半分である50%は必要な生活資金にあてます。

【必要な生活資金】
・食料品
・住宅ローンor住居費
・公共料金
・保険
・車のローン など

自分自身や家族が生きていくために必要な資金です。必要以上に削ってしまうと健康を損ねてしまいますので、生活できる資金がある場合は50%は確保しましょう。その上で、満足度を下げずに固定費を削減することで余剰資金を貯蓄に回すことが可能になります。

30% 欲しいものを買うために充当

生活資金と貯蓄を除いた残りの30%は欲しいものを買うための資金にします。

【欲しいもの】
・買い物
・外食
・趣味 など

あなたの生活を豊かにしてくれる欲しいもの。本当に必要かを検討はすべきですが、ずっと我慢するというのもストレスが溜まります。そこで、上限を設けてその中でやりくりすれば「節約しなければならない」という心理的ハードルを超えることもでき20%は貯蓄しているため、バランスよくお金を使うことと貯めることができていると言えます。また、この30%は緊急的に必要な資金に回すことも可能です。例えば、教育費が増えたり水道・光熱費が上がったりなどの対処するためのお金ともなります。極力貯蓄の20%には手をつけずにやりくりしていきましょう。

まとめ

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。50/30/20ルールはいかがでしたか? 復習しましょう。

【50/30/20ルール】
50% | 必要な生活資金に充当
30% | 欲しいものを買うために充当
20% | 貯蓄をする手間に充当

これでも面倒くさい! という方は、せめて『手取り収入の20%は貯蓄して手をつけない!』これだけを実践し、残りの80%で日常生活を送れるようにしましょう。そして、残り80%も全て使うのではなく余剰ができた際は貯蓄にまわすということをゲーム感覚でできれば、自然と貯蓄体質の家計になります。ぜひ、試してみてくださいね!

それでは、また!

詳しく知りたい方は『お金の使い方テク』をお買い求めください。

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