
はい! マナビトです。今回は累計30万部の「テク」シリーズ『ムダを減らして、増やして安心! お金の使い方テク』です。最近、書籍やyoutubeでお金の知識を学ぶ人が増えていますね。投資にあまり興味のなかった人も政府の老後2000万円必要という発言で、初心者でもNISAやiDeCoを活用するなど資産形成を意識する人が増えています。中でもFIRE(financial independent retire early)経済的自由をして早めに引退しよう! というのは資産形成を目指す多くの人も目標になっています。
前回のかんたん振り返り
前回は『将来のために資産運用 ① 今すぐの10万円? 1年後の11万円?』でした。あなたは行動経済学の現在バイアスにハマっていませんでしたか? 再度、現在バイアスを確認しましょう。
【現在バイアス】 将来の利益を軽視し、現在の利益を重視する。
詳しくは過去記事をご覧ください♪ さて、今回の第8回目は『将来のために資産運用 ② 単利と複利』です。それでは、一緒に学んでいきましょう!
資産運用 利息の種類

マナビトさん、お金を貸した時に利息には種類があることをご存知ですか?

利益に種類があるんですか!? ○円貸したら利益は△円返ってくるという以外にあるのですか?

単発のお金の貸し借りではそれだけかもしれませんが、投資信託の分配金や預貯金の金利など受け取り方が2種類あります。確認しましょう!
【投資信託の分配金や預貯金の金利などの受け取り方】 単利|当初の投資額(元本)に対して発生した利息を受け取る。 複利|受け取った利息をさらに運用に組み入れ、運用することで「金利にも金利がつく」ようにすること。

ふむふむ。なるほど。金利にも金利がつくことが複利。どっちも対して変わりはしないのではないでしょうか?

マナビトさん、複利は運用額が大きいほど、運用期間が長いほど効果を発揮します。具体的に線グラフで単利と複利の違いをみていきましょう。


おー! お金が増えるスピードが違う!! 複利は金利にも金利がついているから黄色の部分の伸びもありますね!

単利と複利を実際に金額を入力して計算できるサイトもあるので、資産運用したり違いを比較したりするために使ってみると参考になりますよ♪
単利と複利(1年複利)の金額の違いを求める計算ができるサイト『ke!san 生活や実務で役立つ計算サイト』で試してみましょう。一例をあげると
【単利と複利の運用成績の違い】 元本300万円、運用期間20年、年利3%で資産運用 単利|480万円 複利|5,418,334円 複利の方が618,334円多い!
複利は元本が多いほど、運用期間が長いほどその効果を発揮します。早いうちかコツコツと積み立てていくことが資産形成のコツです。

高齢者になって投資のこともよく分からず営業マンに言われるがままに、退職金をぶち込むといった無謀な投資ではなく、若いうちから小さな失敗をして投資に慣れることも大事ですね♪
資産運用 まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます! 複利の凄さが伝わりましたでしょうか? 今は積み立てNISAやiDeCoなど、国がおすすめする投資商品を非課税で運用できリスクはもちろんありますが、長期的には高い確率でお金を増やせる可能性があります。投資は自己責任ですが、数千円の少額から積み立ててみて、貯蓄ではなく投資をとにかく始めてみること、第一歩を踏み出すことは大事なのではないかと思います。とはいえ、お金の知識を持たずに投資をすることはバットとグローブを持たずに野球をするようなもの。つまり、ルールが分からなければゲームに参加することはできないということです。仮に参加できたとしても手痛い目にあってもおかしくはありません。そうならないために、少しずつ、学んで成長して行動していきましょう!
それでは、また!
詳しく知りたい方は『お金の使い方テク』をお買い求めください。
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