
ハイ! マナビトです。今回の参考書籍は名著! D・カーネギーの「人を動かす」の漫画版笑「まんがでわかるD・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」」です。なぜ、漫画か? それは要点がまとまっているから。まだ、読んだことのない方、読みはしたけど忘れてしまった方へ向けて本ブログではさらに要点を絞って分かりやすい解説。それでは、いってみましょう!
人を動かす ナビゲーター登場

人を動かすとはどういうことか?

こんにちは! マナビトさん。カネキと申します。D・カーネギーの「人を動かす」について、一緒に学んでいきましょう。

カネキさん、よろしくお願いします! どう言ったことを教えてくれるのですか?

まんがの解説部分を解説しますよー。まんが部分は実際買って読んだほうが早いですね! 解説部分は重要箇所がギュッとまとまっているので、美味しいところだけ摘んで解説します♪

なるほど! 美味しいところだけをさらに凝縮するのですね! それではお願いしますー!
人を動かす ”人を動かす”には、まず相手を理解することから

人を動かすには、まず相手を理解することから? どういうことでしょうか? 尊敬されるような人間になったり、権力を持ったり、自分が力を持って相手を動かすのではないのでしょうか。

そういう方法もないとは言いませんが、人を動かすポイントは2つ、そして原則が3つあります。

人を動かすポイントは2つ? 原則は3つ? 教えてください!
どんな悪党でも「自分は正しい」と考えている

どんな悪党でも「自分は正しい」と考えている!? そんなバカな・・・

実際、刑務所に入っている受刑者でも、自分は悪人ではない! と思っています。あの時は仕方なかっただとか、相手が悪かっただとか何らかの理由をつけて自分が行った悪事でさえも正当化するのです。
あなたも他者の”間違った言動”に苛立ちを覚えたことはありませんか?
【他者の”間違った言動”の事例】 会社では・・・ 「なんで、あいつは遅刻をするんだ!」「何度注意しても直さない!」 家庭では・・・ 「なぜ、整理整頓をしないで床へ大事な物を投げっぱなしで平気なんだ!」「後で泣くことになるのにギリギリまで宿題をしないのはなんでなんだ!」

あー、あるあるですね! 私の周囲を見ているのですか??
「人を動かす」の著者D・カーネギーは次のように言っています。
【他者の"間違った言動"の不満について】
こうした不満から相手を注意したり、説教したりしても、何の効果もない。なぜなら、当人はそれを"間違った"言動だとは思っていないからだ。本人にしてみれば、自分の言動は、いつでも"正しい"し、根拠がある。
D・カーネギー

自分の言動が正しいと思っているのに、注意や説教をされるのは嫌ですね! 反発してしまうと思います。

そうなんです。自分の価値観で他者に批判や非難をしたところで、相手は動きませんし変わりません。重要なことをお教えします。
【D・カーネギー流 人を動かす原則1】 自分の基準で人を評価したり決めつけて批判・非難をするのをやめること。そして、相手を理解するように努力すること。

何となく分かります。自分の価値観・物差しで相手を測って批判・非難をするなーということですね! 相手を理解するとは具体的にはどういうことを努力すればよいでしょうか?

他者の言動を聴くことが大事です。なぜ、そのように言い訳(正当化)するのか? なぜ、そのような行動をするのか? ということを丁寧に聞きましょう。
何かしらの言動をするときは、そこに他者が大事に思う何かがあるはずです。”人を動かす”には他者を批判や非難をする前に、性格をつかみどうしてそのような言動に至ったのかを聞くことが重要です。
他者の「重要な存在でありたい」という気持ちを満たす

重要な存在でありたい気持ちを満たす? どういうことでしょうか?

“人を動かす”には、誰もが抱く「重要な存在でありたい」という欲望を満たしてあげることが大事です。「重要な存在でありたい」といことは自己の重要感とも言います。
【D・カーネギー流 人を動かす原則2】 誰もが抱く「重要な存在でありたい」という欲望を満たしてあげること。 [自己の重要感] 「大切にされたい」「他人に認められたい」という気持ちのこと。

なるほどー。褒められたい! とか、感謝されたい! とか、出世したい! とかは自己の重要感からくるのですねー♪じゃ、どんどん褒めまくれば人は動くのですね!

マナビトさん、そうとは限らないのですよ! 自己の重要感を満たす方法は人それぞれ違います。違う方法では自己の重要感は満たされないので、人は動きません。

オヨヨー。では、どうすればよいのでしょうか?

それが、人を動かす原則の3つ目です。
【D・カーネギー流 人を動かす原則3】 相手の価値観に従って「欲しい」という気持ちを起こさせ、それを満たす、という配慮を行うこと。

ん〜。配慮をするか〜、何だか面倒くさそうだぞ。

そんなに難しく考える必要はありませんよ。次のように考えましょう。
“人を動かす”には、相手の立場で考え、その人の「周囲より優れていたい」という根本的な欲求を刺激してやる工夫をすること。

“人を動かす”には相手のことをどれだけ理解できるかが重要なんですね!

マナビトさん、その通りです! ”人を動かす”本質はそこです。
人を動かす まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。”人を動かす”いかがでしたか? 3つの原則を再度確認しましょう。
【D・カーネギー流 人を動かす原則】 1.相手を攻撃して従わせようとしてはならない 2.「重要な存在でいたい」気持ちを満たしてやる 3.強い欲求を起こさせ、それを満たす方法を教える
でしたね。重要なことは「相手のことをどれだけ理解できるか?」です。ここだけおさえておけばOK! 意外とかんたん? 言うは易く行うは難し。実践していきましょう! 次回も引き続き”人を動かす”をお楽しみに〜♪
それでは、また!
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