
はい! マナビトです。日常でも役立つ心理学に基づいた行動習慣のかんたん解説。今回は塚本亮著書のベストセラー『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』の解説します。全50のテーマから各章から2つで14テーマをピックアップ。すぐやる人は分かるのですが、もう一方はやれない人です。決して、やらない人ではないのです。なぜ、やろうと思ってもやれないのか? 行動習慣の仕組みを理解しあなたも「すぐやる人」になり、結果を出しましょう!それでは、いってみましょう。
前回のかんたん振り返り
前回は「すぐやる人は9000回の負けを知り、やれない人は全勝を目指す。」でしたね。NBA バスケットボールの神様 マイケル・ジョーダンは言っています。
僕はこれまで9000本以上のシュートを外してきた。これまで300試合近くに負けてきた。決勝シュートを任されながら、外したことが26回ある。人生で何度も何度も失敗してきた。だからこそ、こうして成功しているんだ。 マイケル・ジョーダン
すぐやる人は、小さな失敗を大きな成功に結びつける! でしたね。今回は「すぐやる人は明日を疑い、やれない人は明日を信じる。」です。それでは、いってみましょう!
すぐやる人は明日を疑い、やれない人は明日を信じる。

すぐやる人は明日を疑い、やれない人は明日を信じる。明日を信じた方が良さそうな気がしますね。

マナビトさん、そうですよね! 明日を信じた方が良いですよね。明日は素晴らしい! 何でも明日やりましょう。

マナビトさん、明日は確か素晴らしいです。けど、大事なのは「今」ですよ! 今すぐやりましょう!
あなたは物を買うとき「お、いいな! これ買おう!」と一目惚れして衝動買いをしたことはありませんか。衝動というのは感情です。時間が経てば冷めてしまうことも多々あります。何かを始めよう! というモチベーションも同様に時間が重要です。新鮮な魚のように、獲れたてが一番美味しいのと同じで、「何かを始めよう!」と思った瞬間がモチベーションの鮮度のピークなのです。
買ったけど、箱を開けずにしばらく放置していたら熱が冷めた・・・ という経験はありませんか。明日も高いモチベーションが維持されていると思い込んでいる「やれない人」。実際は、「今日じゃなくても明日すればいいか」と先送りして明日できると信じて自分を納得させているだけなのです。そして、後々やれない自分に気づき「私はやれないダメな奴だ・・・」とレッテルを貼ることとなり、ますますやれない状況に陥ってしまいます。そこから「よし! やるぞ!!」と高いモチベーションに戻すことは容易なことではありません。

明日を信じていたのに・・・ だから、「やれない人」になっていたのか。僕はダメな奴だ・・・

ナイキくん、そんなことないよ! 今、この瞬間気づけたから良かったじゃないか。明日が大事という視点も必要だけど、ナイキくんは「今」を大事にして「すぐやる」と変われるよ!

そうか、すぐやるは、今この瞬間からでもできるね! やってみるよ、ヤルキくん。

仲良し〜。仲間っていいなぁ
「すぐやる人」は未来よりも今を信じています。「明日」「いつかは〜」という考えは、時間が経てばモチベーションが下がっていくことを知っているのです。「いつかは〜」はやってこないと考えています。だからこそ、「いま、この瞬間」に行動しなければ気がすまないのです。
『トム・ソーヤーの冒険』の著者はこんなことを言っています。
今から20年後、君はやったことよりも、やらなかったことに大きく失望するだろう。 自分を縛っている紐をすぐに解け。 その一歩を前に踏み出せ。 そして自分の可能性を信じろ。探検せよ、夢を見ろ、そして発見を楽しむのだ。 マーク・トウェイン
https://www.startcreation.biz/post/kyounomeigen38
すぐやることでモチベーションを高める!
「すぐやる人」は、すぐやることでモチベーションを高めことで成功しています。
なぜ、すぐやることでモチベーションが高まるのでしょうか? そこに秘密はあるのでしょうか。実は、あります。さまざまな要因がありますが、その中の一つに「ツァイガルニック効果」という心理学的現象があるのです。
【ツァイガルニック効果】 人間は達成できなかった物事や、中断・停滞している物事に対して、より強い記憶や印象を持つ。
つまり、小さな一歩という行動で目的が達成されなかった時「やり残し感」のようなものが記憶に残り、それは「完成させたい」という欲求が沸き立って来るのです。結果を出すためには、モチベーションが高いうちに0から1という一歩の行動をすること。そうすることで継続したくなり成功を手繰り寄せることができるのです!
すぐやる人は、明日になるとモチベーションが落ちることを知っている!
まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうござます! いかがでしたか? 「すぐやる人」は、なぜすぐやるのかという秘密が分かりましたね。そこには単なる気合いだったり、性格だったりという要素以外に「ツァイガルニック効果」という心理的現象がありました。ツァイガルニック・・・ 舌を噛みそうですね。「一歩踏み出して行動すれば、完成するまでモヤモヤが残り最後までやりたくなる!」ということさえ覚えておけばOKです。よくTV番組である「続きはCMの後で!」というのも「ツァイガルニック効果」を使ったものなんですよ。ちなみにツァイガルニックとは心理学者の名前です。
さぁ、どんどんすぐやりたくなりましたね! 最初の一歩は大きな一歩になります。続きは次回のブログで! それでは、また!
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