
はい! マナビトです。日常でも役立つ心理学に基づいた行動習慣のかんたん解説。今回は塚本亮著書のベストセラー『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』の解説します。全50のテーマから各章から2つで14テーマをピックアップ。すぐやる人は分かるのですが、もう一方はやれない人です。決して、やらない人ではないのです。なぜ、やろうと思ってもやれないのか? 行動習慣の仕組みを理解しあなたも「すぐやる人」になり、結果を出しましょう! 今回は第4章の感情マネジメント編です。それでは、いってみましょう。
前回のかんたん振り返り
前回は、「すぐやる人は質問で前向きになり、やれない人は質問でやる気を失う」でしたね。「どうすればできるのか?」という前向きな質問に変えると、思考が前向きになり質問された相手の行動力がアップします。質問とは脳へのスイッチです。質問を変えることで意識すべき点が変わりるのでしたね。詳しくは過去記事を参考にしてくださいね。今回は「すぐやる人は儀式でスイッチを入れ、やれない人はサザエさん症候群」です。早速、いってみましょう!
すぐやる人は儀式でスイッチを入れ、やれない人はサザエさん症候群

儀式でスイッチを入れる、サザエさん症候群・・・サザエさん症候群は聞いたことあります。日曜日の夕方にあるTV番組サザエさん、それが終わると楽しい週末が終わり、次の日は学校・仕事だ・・・とテンションが下がることですよね。儀式でスイッチ? 呪術の類か何かですか・・・怖い・・・

サザエさん見終わると憂鬱になるんですよねぇ。休みが終わっちゃうよって。

マナビトさん、儀式というスイッチというのは何を始める前にやるものですよね。それがきっかけとなって、気合が入るんですよ!
一流のアスリートは何か行う前にルーティンというものを持っています。一種の儀式ですね。日本から生まれたメジャーリーグで大活躍した天才打者イチローのルーティンはあまりにも有名ですね。野球少年なら誰もが右袖をまくるような仕草をし、バットを半回転するルーティンを真似したのではないでしょうか。他にも、ラグビーW杯で活躍した五郎丸選手のキックをする前の手を合わせて内側に意識を集中させるルーティン。
一種の儀式、ルーティンを行うことにより集中力を高め、気合いを入れ心を動かすことができるのです。すぐにでもできることであれば、ルーティンは必要ないかもしれません。しかし「難しそうだ」「面倒くさい」と思うようなことはルーティンを取り入れることで自分を動かしやすくなります。
儀式は行動のスイッチ

拳を上にあげて、頑張るぞーー! おう✊

マナビトさん、気合い入っていますね! 何ですか、それは?

これが私の儀式です!
それをやると「よし、やるか!」と思えること、儀式は行動のスイッチです。心理学用語に「オペラント条件付け」というものがあります。
【オペラント条件付け】 報酬や嫌悪刺激(罰)に適応して、自発的にある行動を行うように、学習すること
ある行動をしたら、良いことが起きた。以後、そのイメージを大切に積極的に行動した。逆にある行動をしたら、良くないことが起きた。以後、そのイメージのせいで消極的になった。根拠があるかないかの違いはありますが験担ぎもオペラント条件付けに近い意味合いがありそうですね。ポジティブな儀式・ルーティンによって「自分はできる!」という前向きなセルフイメージが頭に浮かび、積極的な行動が取れるのです。
また、ルーティンには以下の効果があると言われています。
【ルーティンの効果】 やる気のスイッチが入る 気分を切り替えられる 集中力を高められる 努力を習慣化できる 引用 ルーティンとは? 意味と効果を把握して仕事・勉強を効率化しよう

儀式でスイッチを入れると、スポーツでも仕事でも勉強でも自分を前向きに行動でき、良い結果を残せるんですね!

そうなんですよ! マナビトさん。儀式の多くは偶然かもしれません。でも、そのたまたまの動作が、大切な成功体験に繋がった時に儀式を繰り返せば、良い成果に繋がるかもしれないと期待を持つだけでも良いセルフイメージが持てているということですよね!
まとめ
最後までご覧いただき誠にありがとうございます! あなたには何か大切にしている儀式・ルーティンはありますか? 私は子どもじみていますが、本当に拳を突き上げて「やるぞ!おう!!」です。力が湧きますよ笑。「すぐやる人」はこだわりの儀式をそれぞれ持っている人が多いです。「儀式」と聞くと大袈裟かもしれませんが、自分のやる気スイッチなら何か持っていても良いですね!
すぐやる人は、集中力を高める儀式を持っている!
では、また!
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