
はい! マナビトです。日常でも役立つ心理学に基づいた行動習慣のかんたん解説。今回は塚本亮著書のベストセラー『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』の解説します。全50のテーマから各章から2つで14テーマをピックアップ。すぐやる人は分かるのですが、もう一方はやれない人です。決して、やらない人ではないのです。なぜ、やろうと思ってもやれないのか? 行動習慣の仕組みを理解しあなたも「すぐやる人」になり、結果を出しましょう! 今回は第5章の体調管理編です。それでは、いってみましょう。
前回のかんたん振り返り
前回は、「すぐやる人は五感をフル活用し、やれない人は他人の評価を頼りにする。」でしたね。「すぐやる人」は現場で五感を感じ、空気感や雰囲気を含めて物事を味わう習慣を身につけているということでした。詳しくは過去記事を参考にしてくださいね。今回は「すぐやる人は積極的な休みを楽しみ、やれない人は休養で疲労を溜める。」です。早速、いってみましょう!
すぐやる人は積極的な休みを楽しみ、やれない人は休養で疲労を溜める。

休みなのに積極的? 休養なのに疲労? とんちですか??

マナビトさん、休みは休み! 深く考えないでいいんですよ♪ 夜更かししてポテチを食べて、昼まで寝ての〜んびり過ごすのが正解。

マナビトさん、私は休日、ジョギングしたり散歩したりします。天気が良い日は最高にリフレッシュできますよ!

でも、体力使うよね。それって休息になっているのかな〜。やっぱり家でダラダラ過ごすのがストレス解消でしょ!

むむ・・・ どっちだ!?
平日は仕事や勉強、学校など張り切って頑張っていると思います。ただ、休息も重要です。心身ともに疲労が溜まるとパフォーマンスも低下し思ったような成果をあげることは難しいでしょう。休みの前になってくるとだんだんとガス欠状態になり、あなたはヘトヘト・・・ 「心身ともに回復せねば!!」と思っていても、日々の忙しさから休むということが難しいと感じる人も少なくありません。例えば、何か行動していないと落ち着かない、ライバルは働いているのに自分は休んでいいのだろうかという罪悪感、そんな思いから書類をまとめてみたり調べ物をしてみたりと完全な休養とは言えない状態になっているかもしれません。もし、そうだとするとしっかりと回復ができておらず、慢性的な疲労に悩まされ思ったようなパフォーマンスを発揮することが難しくなるでしょう。
だからと言って、「休日はしっかりと休みもの!」とダラダラと過ごしてしまうと体内時計が乱れ、夜には寝つきが悪く結局月曜日は疲労を抱えたまま仕事や学校に向かうという経験はありませんか。いずれにしても心身に疲労を溜めやすく、いざというときに頑張れない「やれない人」になってしまうのです。
積極的な休み アクティブレスト

ぐぐぐ・・・ じゃ、どうすればいいんですか!? 何やっても休息できないじゃないですか? どうしろって言うんだーーー!

そうだ、そうだ!!

マナビトさん、ナイキくん、落ち着いてください。良い方法があるから教えますよ! スポーツの世界では有名なアクティブレストをご存知ですか?
あなたは充実した休日を過ごしていますか? 休日の過ごし方次第で、スッキリと月曜日の朝を迎え全開で仕事や学校に臨めるかが決まります。休日の質が高いと心身ともにリフレッシュができ、集中力も抜群、常に一歩先を見据えて行動ができるということです。
スポーツの世界ではアクティブレストという言葉があります。
アクティブレストとは
「積極的休養」とも呼ばれる疲労回復法です。安静・休養・睡眠などの静的休養法に対して、疲労時に軽く体を動かすことで血流の改善を図り、疲労物質の排出を促します。もともとは連戦を行うスポーツ選手が素早く疲労を抜くことを目的として作り出された疲労回復法のひとつです。運動後の整理運動(クールダウン)もアクティブレストです。疲労の蓄積を防ぐだけでなく、新陳代謝を促すことで体をフレッシュな状態に戻し次の練習や試合に備えることができます。
https://cp.glico.jp/powerpro/citric-acid/entry80/#:~:text=%E3%82%A2%E3%82%AF%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%A8%E3%81%AF,%E3%81%AE%E6%8E%92%E5%87%BA%E3%82%92%E4%BF%83%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
全身の血行を良くすることと筋肉をケアすること、それがアクティブレストの狙いです。軽めの有酸素運動で呼吸循環器系を活発化し、疲労回復を早めます。疲労物質の乳酸を効果的に体外に排出することができ、疲労回復に繋がります。さらに、乳酸を排出することにより意志力の低下も回復してくれます。ぼーっと過ごす休日もたまには必要ですが、軽い運動をすることで疲労回復をしてくれることは科学的に証明されています。心身ともに元気にするには、運動と休養の両立が重要なのです。
多くの「すぐやる人」は休日に積極的に体を動かします。アクティブレストといっても激しい運動をする必要はありません。激しい運動をすると逆に疲労物質の乳酸が溜まりリフレッシュどころではなくなります。
では、どの程度の運動をすれば良いのでしょうか。ウォーキングやジョギングで気持ちいいと感じる10〜15分程度で十分です。特にウォーキングや軽いジョギングなど、一定のリズムでの運動を続けることでストレスに効果があるセロトニンが脳内に分泌されて、リフレッシュもできるのです。
まとめ
最後までご覧いただき誠にありがとうございます! あなたは良い休日を過ごせていますか? 今回ご紹介したアクティブレストは心の疲れにも効果が期待できるので、ぜひ軽いジョギングやウォーキングを習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか? また、ストレッチも効果的ですよ。ちなみに、私は近所のスーパーへウォーキングするのが気分転換です。
すぐやる人は、休日の取り方も工夫している!
では、また!
コメント