
はい! マナビトです。日常でも役立つ心理学に基づいた行動習慣のかんたん解説。今回は塚本亮著書のベストセラー『「すぐやる人」と「やれない人」の習慣』の解説します。全50のテーマから各章から2つで14テーマをピックアップ。すぐやる人は分かるのですが、もう一方はやれない人です。決して、やらない人ではないのです。なぜ、やろうと思ってもやれないのか? 行動習慣の仕組みを理解しあなたも「すぐやる人」になり、結果を出しましょう! 今回は第7章の行動編です。それでは、いってみましょう。
前回のかんたん振り返り
前回は、「すぐやる人はサティスファイサー、やれない人はマキシマイザー。」でしたね。「すぐやる人」は、最初に目的を設定し自分の合格点を目指し、その点数をクリアするのに必要最低限の労力のみをかけるようにしている。もしも、合格点に達しなければ都度改善を重ねていけば良いのです。一度で合格点を目指すのではなく、何度も何度も試行錯誤を重ねて行動し、積み上げていくことも一つの方法ということでした。詳しくは過去記事を参考にしてくださいね。今回は「すぐやる人はアウトプットで頭を磨き、やれない人はインプットマニア。」です。早速、いってみましょう!
すぐやる人はアウトプットで頭を磨き、やれない人はインプットマニア

すぐやる人はアウトプットで頭を磨き、やれない人はインプットマニア。アウトプットで覚えた内容を整理すると言うことですかね。インプットマニアは勉強熱心? 悪くなさそうですけど。

マナビトさん、僕は勉強熱心ですよ! どんどん知識を身につけて賢くなっています。苦労して身につけた大切な知識なので、誰にも渡したくないな〜。自分のために使いたいです。

マナビトさん、私は学んだ知識はすぐにアウトプット。解釈が間違っていないかだったり、人に伝えることによって曖昧な知識を発見したりと積極的に学んだ知識を発信すると良い効果がありますよ!
あなたはインプットした知識の情報発信をしていますか? インプットした知識を独占せずに、誰かに伝えていますか? 「すぐやる人」はインプットした知識を積極的にアウトプットします。なぜなら、インプットした知識や情報をアウトプットすることで学びの質が高まるだけでなく、さらなる学びを生み出せるからです。
知っていることと実践できることは似て非なるもの。知っていると思っていても実は曖昧な知識だったり分かったつもりだったりするものです。
おすすめアウトプット方法

アウトプットした方が良いのは分かりました! どういうアウトプット方法が有効なんでしょうか?

いろいろ方法はありますが、まずは知識を聞いて知った気になるだけでなく自分でまとめたり、人に教えてりするのが良いですね! 誰かに教えるのではなくSNSで自分の考えをまとめ発信することも有効ですよ!
誰かの話を聞いたり、インターネットや書籍を読んだりして知識をインプットした後、あなたはどうしていますか? その後、聞いた話を深掘りして調べてみたり情報をまとめてみたりなどアウトプットをしていますか。入手した情報や学んだことは、そのままにせず積極的にアウトプットしてこそ身につきます。必ずしも、誰かに教える必要はなくTwitterやブログ等で発信するのも有効です。
情報発信しようとすると、インプットした情報を整理して理解しなければなりません。アウトプットしようとするだけで、小さな疑問点とも向き合わなければならなくなるので、学びや知識の質も向上するのです。脳はスポンジのようです。知識をインプットするとスポンジが水を吸うように脳は吸収しますが、知識を吸収した後は絞り出さないとさらなる知識の吸収が難しくなります。脳は賢いもので吸収した情報や知識をアウトプットという形で絞り出したら、整理されて重要なものだけ残るように働いてくれます。
アウトプットを意識するからこそ、インプットの質が高まる。
意識してインプットする
心理学者のコリン・チェリーが提唱した「カクテルパーティ効果」を知っていますか?
カクテルパーティ効果
カクテルパーティ効果とは「音声情報を無意識に選択して聞き取る」ことで、1953年、心理学者のコリン・チェリー氏によって提唱されました。人は、カクテルパーティーのように大勢の人間がバラバラに話をしている中でも、自分に関連性の高いキーワードが発せられると無意識にその音声情報を聞き取る傾向にあります。カクテルパーティー効果は音声情報に対する選択制を提唱したものですが、「自分に関係している」「自分が興味のある」情報を取得するのは音声情報に限った話ではありません。人は自分の周囲にあるあらゆる情報を無意識のうちに選択しています。
https://ferret-plus.com/5087#:~:text=%E3%82%AB%E3%82%AF%E3%83%86%E3%83%AB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%86%E3%82%A3%E5%8A%B9%E6%9E%9C%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%8C%E9%9F%B3%E5%A3%B0%E6%83%85%E5%A0%B1%E3%82%92%E7%84%A1%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%AB,%E3%82%92%E8%81%9E%E3%81%8D%E5%8F%96%E3%82%8B%E5%82%BE%E5%90%91%E3%81%AB%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
あなたは日常に起こる全ての出来事をフラットに受け入れているように感じていると思いますが、実は私たちの脳は意識したものだけを選んで取り込んでいるのです。特にあなた自身に関連する情報は積極的に注意を向けています。人によって、注意している物事が違うので同じ情報でも受け取り方が変わってくるのです。
まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます! 注意していることを積極的に受け入れると言うことは、逆を言うと注意や意識を向けていない物事に関しては気づきにくいということです。日々培われた習慣ですので、意識してもそう簡単に意識できると言うものではありません。あなた自身が興味ある分野、得意分野の情報発信をすることでそこを起点にあなたに有益な情報が入ってきます。そうすると学びも知識も深まりあなたの武器となります。そこからあなたの世界を広げるという方法も良いでしょう。小さなことからでも情報発信していきましょう!
すぐやる人は、どんな小さなことでもアウトプットをする!
では、また!
コメント