人は話し方が9割 第1章 人生は「話し方」で9割決まる ②   

はい! マナビトです。「もう会話で悩まない。疲れない。オロオロしない。全部、うまくいく。」のかんたん解説。今回は2020年ビジネス書年間ランキング1位の永松茂久著書のベストセラー『人は話し方が9割』を解説します。全4章37テーマから各章2テーマずつピックアップ。あなたも今すぐ実践できるスキルを身につけていきましょう!

前回のかんたん振り返り

前回は『コミュニケーションの達人だけが知っている三大原則』でした。三大原則のポイントは以下の通りです。

【コミュニケーションの三大原則のポイント】
① 相手を主役にして話をする
② 相手のことを認めて話をする
③ 相手のことを理解する

この3つをおさえると、あなたもコミュニケーションの達人になれますよ。詳しくは過去記事をご参考ください! 今回は第1章の②『相手に9割しゃべらせる「拡張話法」』です。早速、学んでいきましょう!

拡張話法とは

マナビト
マナビト

拡張話法ですか。拡張? 大きくすることですかね、話を大きくする! そういうことでしょうか?

ナガシゲさん
ナガシゲさん

マナビトさん、話がうまい人の多くは「拡張話法」を使っていますよ。前回学習したコミュニケーションの三大原則のポイントを思い出してください。

マナビト
マナビト

① 相手を主役にして話をする ② 相手のことを認めて話をする ③ 相手のことを理解するですね。それが何か関係があるのですか?

ナガシゲさん
ナガシゲさん

関係があるというより、コミュニケーションの基本としてしっかりとおさえ、その上でうまくいく人たちが自然と使っているテクニック。それが「拡張話法」です。

一般人はお笑い芸人でもなく、噺家でもなく、アナウンサーでもコメンテーターでもありません。プロの噺家のように、自分の話だけで相手を惹きつけるのは簡単なことではありません。そこで、自分で話を拡大するのではなく、相手に自分で自分の話を拡張してもらうのです。拡張話法は「またこの人に会いたいな」と好感を持たれるテクニックです。簡単な流れを説明すると「あなたはただ相手の話を聞きながら、それを広げていく。そうすると相手に好かれる」といったものです。

拡張話法の流れ

マナビト
マナビト

「ただ相手の話を聞きながら、それを広げていく。そうすると相手に好かれる」相手の話を聞いて広げるだけ!? そんな、簡単なことで良いのですか?

ナガシゲさん
ナガシゲさん

マナビトさん、そうなんですよ。拡張話法には順番があるので早速みていきましょう。

【拡張話法の順番】
感嘆→反復→共感→称賛→質問

感嘆

相手の話を聞いた時に受ける感銘の表現

マナビト
マナビト

ナガシゲさん、このあいだこんなことがあったんですよ。

ナガシゲさん
ナガシゲさん

へー♪ そうなんですかー!

マナビト
マナビト

(私の話を興味深く聞いてくれている)それでね、〇〇でね△△でね・・・

ナガシゲさん
ナガシゲさん

えー!? 本当ですかー!!

コミュニケーション上手は、感嘆詞を相手に合わせて上手に活用します。感嘆のポイントは主に2つです。

【感嘆のポイント】
① 語尾に感情をこめる。言語化すると「!」「?」「💛」をつけるイメージ
② 語尾を「ー」をつけて伸ばす。そうすると、「ー」伸ばした部分に感情がこもる

感嘆詞には力があり、それを感じた相手はスイッチが入り話したくなります。あなたもぜひ、その効果を試してみてください!!

反復

相手の話を繰り返す

マナビト
マナビト

今日、楽しいことがあったんですよ。

ナガシゲさん
ナガシゲさん

へー♪ 今日、楽しいことがあったんですねー!

マナビト
マナビト

(私の話をちゃんと聞いてくれている)実は、〇〇さんと△△さんにこんな共通点があってね、笑ったよ。

ナガシゲさん
ナガシゲさん

えー!?〇〇さんと△△さんにはそんな共通点が合ったんですねー♪ それは、面白い!!

話を反復することで、相手はしっかり聞いてもらっていると認識し安心して「うん、そうなんだよ。実はこんなことがあって〜」と、次の話がしやすい環境となるのです。

共感

相手の話に感情を込めて理解を示す。

マナビト
マナビト

職場でこんな嫌なことを言われました・・・

ナガシゲさん
ナガシゲさん

マナビトさん、それはつらかったですね。大変だったと思います。

他にも「分かります」「よかったですね」「よくがんばりましたね」など、相手の感情に寄り添い、相手の話に深くうなずきます。そして、相手と同じような表情をして共感を示します。相手の状況を見て勢いよく共感したり、静かに共感したりします。

称賛

相手を評価する

マナビト
マナビト

今日、職場で褒められました!

ナガシゲさん
ナガシゲさん

マナビトさん、すごいじゃないですか! さすがですね!!

感嘆にも近いですが、言葉に感情をのせるイメージです。

質問

相手の話を中心に展開させていくためにその後を追いかけて聞く

マナビト
マナビト

こんなことがあって・・・

ナガシゲさん
ナガシゲさん

マナビトさん、それで続きはどうなったんですか!? もっと聞かせてください。

マナビト
マナビト

実は、その続きなんだけど・・・

良いタイミングで質問をすると相手も勢いづきどんどん話したくなってきます。

まとめ

最後まご覧いただき、誠にありがとうございます! 拡張話法、いかがでしたか? さぐ実践できそうなものばかりですね。感嘆、反復、共感、称賛、質問を使う目的は、相手の話を拡張することです。相手が気持ちよく話ができるということはあなたともっと話をしたい、好感を持っているということになリます。そうなると、どんどん話が弾み、良いサイクルが生まれます。

人は自分自身のことが大好きです。なので、自分のことを共感、理解してくれる人も好きになります。拡張話法を使って、どんどんあなたと話がしたいという人を増やしていきましょう。そうすると、よりコミュニケーションもうまくいき、何事もうまくいきやすくなるのです。

自分が「話す」のではなく、相手の話を「広げる」

人は話し方が9割 P70

それでは、また!

より詳しく知りたい方は「人は話し方が9割」をお買い求めください。

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