
はい! マナビトです。「もう会話で悩まない。疲れない。オロオロしない。全部、うまくいく。」のかんたん解説。今回は2020年ビジネス書年間ランキング1位の永松茂久著書のベストセラー『人は話し方が9割』を解説します。全4章37テーマから各章2テーマずつピックアップ。あなたも今すぐ実践できるスキルを身につけていきましょう!
前回のかんたん振り返り
前回は『運のいい人たちが使っている口ぐせ』でした。日本人が一番好きな言葉「ありがとう」を繰り返し聞くことによって、精神衛生上、とてもプラスの効果があると言われています。「いい言葉を口ぐせにする」というのはそれを使って相手の気持ちをあげるだけでなく、あなた自身にもポジティブな影響を与えるのです。でしたね。詳しくは過去記事をご覧ください。今回は第4章の②『話し方が100%うまくなる究極のスキル、教えます』です。今回で本書解説の最終回! ぜひ、最後までご覧ください。早速、学んでいきましょう!
相手の気持ちを考えるとは

「相手の気持ちを考える」考えてみれば、幼い頃から「相手の気持ちを考えようねー♪」と先生や両親に教わっていた気がする。3つ子の魂百までと言うけど、できていない人が多いと言うことかなー?

マナビトさん、何度も何度も教わってきましたし、大人になっても言われることってありますよね。意外とできていない人って多いんです。単純だけど、難しいのかも。
「相手の気持ちを考える」それ自体は、珍しい考え方ではありません。それこそ、幼い頃から言われ続けていることです。できる人は当然のようにできますが、できない人は意識しないとできないのかもしれません。できるできないは人間性に寄るものなので、それ自体が良し悪しということではありません。自然とできる人は続けて、意識しなければならない人は意識をすれば良いだけなのです。意識しなければ「相手の気持ちを考える」ということができないのは、自分軸で思考して行動しているからです。「自分だったら〇〇」という視点を相手に向けることで「相手の気持ちを考える」という訓練になります。
自分軸の思考をおさえ、相手軸で話をするとあなたのファンはどんどん増えていきます。何度も出てきたように人は皆「自分が大好き」です。その自分にフォーカスして主役として話をしてくれるあなたを嫌いになるというのは考えにくいのです。
相手が幸せでありますようにと祈り話をする

なるほどー♪ でも、元々自分軸の傾向が強い人が「相手のことを考える」は難しいのでは? だからこそ自分軸なわけで・・・

マナビトさん、その通りですねー♪ 相手のことを考えて話すにはコツがあります。「相手が幸せでありますように」と心の中で祈りながら話をするのです。そうするとその気持ちが相手にも伝わるのですよ。

そんなテレパシーのようなことがあるのですか!?

不思議なことにそういう感情というのは伝わるのです。
相手に対する好意というのは不思議なことに伝わるものです。むか、好きな人と話すとき相手のことが好きということが勘づかれていたように(笑)。そういう気持ちで相手と話すと愚痴や不平や不満というのは自然となくなり、ポジティブな話になります。
小手先のテクニックでうまくいく、人間関係はそんな単純なものではありません。あなたの気持ちは伝わっています。相手のことを思い話をしているとテクニックではなく、感情から言葉が出るようになってきます。そうすることで相手もあなたのことを必要に感じ、一緒にいたいと思うようになります。
「相手が幸せでありますように」そう思いながら話すあなたは、相手にとってポジティブな気持ちにさせてくれる・元気にさせてくれる重要人物になるのです。
まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。「相手が幸せでありますように」と思い、話をする。最初はうまくいかないかもしれませんが、繰り返して相手のことを考え行動しているうちに「相手が本当に大事にしていることだけを感じ取る」ことができるようになっていきます。そうすると、それを言葉にして相手に伝え相手もあなたのことを大切に思ってくれることでしょう。
今回で「人は話し方が9割」のかんたん解説が最終回。全4章から2テーマずつ8回にわたり解説してきました。今回解説してきたのはほんの一部。本書は37テーマと4倍以上の知識が詰まっていますので、より詳しく知りたい方はぜひ「人は話し方が9割」をお買い求めください。
この本を読んで、やはり「相手のことをどれだけ考えられるか」これに尽きるかと感じます。時代が変わっても老若男女関係なく、コミュニケーションツールが増えようとも普遍的な考え方ですね。
私もこのブログを読んでくださっているあなたが、一つでも幸せになれる知識が届けられるようにと考えて続けていこうと思います。
それでは、また!
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