
ハイ! マナビトです。今回の参考書籍は名著! D・カーネギーの「道は開ける」の漫画版笑「まんがでわかるD・カーネギーの「人を動かす」「道は開ける」」です。なぜ、漫画か? それは要点がまとまっているから。まだ、読んだことのない方、読みはしたけど忘れてしまった方へ向けて本ブログではさらに要点を絞って分かりやすい解説。それでは、いってみましょう!
道は開ける 前回のかんたん振り返り
前回のテーマは「なぜ悩みが心に入り込んでくるのか?」でしたね。D・カーネギーは悩みに対する戦略についても述べています。
【D・カーネギーの悩みに対する戦略】 1.悩んでいる事柄について、起こりうる最悪の事態を想定する。 2.最悪の事態を具体的に考え、覚悟する。最悪が起きたらどうしよう・・・という恐怖心は思考力を失わせるからだ。 3.最悪の状態を少しでも避けるべく努力すること。

”いま、できることに集中”とはいえ、それがなかなかできず悶々としてしまうから悩みは尽きません… 何か悩みを解消するコツはないのでしょうか?

一つは先ほど解説した『D・カーネギーの悩みに対する戦略』を実践すると良いでしょう。そしてもう一つは『悩みの元を断つ方法』をお教えしましょう!
【悩みの元を断つ方法】 ①悩みの正体をよく分析する(答えを書き出して頭を整理する) ▶︎私は何について悩んでいるのか?/その事態のために私は何ができるのか?/私は何を実行しようとしているのか?/それをいつから実行するのか? ②悩みの原因となる事態を改善する ▶︎問題点は何か?/その原因は何か?/どんな解決策があり得るのか?/自分にとっておすすめの解決策はどれか?

やることを決めたら、”いま、この瞬間”に毎日集中して生活することです。
詳しくは過去記事をご覧ください♪ 今回のテーマは「悩みを減らし、悩みと上手くつき合うには?」です。それではいってみましょう!
道は開ける 悩みが多い人は悩みやすい思考回路を持っている

マナビトさん、悩みが多い人というのはどういう人だか分かりますか?

悩みが多い人ですか!? それは・・・いろんな関わりや役割が多い人でしょうか?

そうですね。それ以上に悩むクセ(習慣)が身に付いてしまっていることが多いのです。

悩むクセですか? 悩まなくても良いのに悩んでしまうのでしょうか? アレコレと考えてしまうのかな〜

悩まないようにするには、悩み自体を根本から解決するよりも、悩みに近づかない生活を実践した方が効果的なのです。

悩みに近づかない生活ってどんなこと??
仕事や趣味に没頭して悩む暇をなくす

仕事や趣味に没頭して悩みをなくす!? 結構単純ですね!

悩みの恐ろしいところは、悩みそれ自体が習慣になってしまうことです。悩み過ぎてもはや何に悩んでいるのかすら分からなくなったりしますね。
悩みが習慣化してしまうと、悩んでいる状態が当たり前になってしまいます。一つ悩み始めると連鎖してどんどん悩みが重なっていきストレスも溜まっていくキツい精神状態になってしまいます。そうなると冷静な判断ができにくくなり、どんどん深みにハマっていくのです。

深みにハマっていく・・・嫌だーどうすれば良いですか・・・?

悩みの深みにハマっていかないように、D・カーネギーは「悩みを忘れる6つの習慣」を説いています。
①常に忙しく働く 不安や失望に駆られないように、常に自分を忘れるくらいの活動を続ける。悩む暇などないほど忙しくする。 |
②小さなことにくよくよしない つまらないことはさっさと忘れて、心を乱さないようにする。小さいことを気にするのは人生の無駄遣いと割り切る。 |
③「その不安が的中する確率は?」と自問する 「実際、その事態は何%の確率で起きるのだろう?」と考える。気になるなら調べる。すると、多くの場合、取り越し苦労だとわかる。 |
④避けられない運命には従う 自分の力を超えて起きる出来事には、逆らうだけエネルギーの無駄。いち早く受け入れ、同調し、その状況に自分を順応させる。 |
⑤気持ちの切り替え時を自分で決める 悩みの対象である事態の重要性を冷静に評価し、どこまで悩むべきかを決める。そして「これ以上悩んでも事態が改善しなければ手を引く(忘れる)」などと潮時を決める。 |
⑥過去の失敗で後悔しない こぼしたミルクを取り戻すことはできない。同様に、起きてしまった出来事(結果)を変えることはできない。教訓にするか、さっさと忘れるようにする |

常に忙しくすることって、大変じゃないですか??

そうですね。忙しくすることあくまでも手段。大事なことは悩む暇がないほど、忙しくすることです。
例えば、あなたは好きなことをやっているときに、忙しい・・・大変だ・・・と思うでしょうか? わくわくだったり、ウキウキした気分になりませんか? 心理学の法則で言えば、人は一度に一つのことしか感じたり考えたりすることができないのだそうです。その人間の特性を活かし「悩む暇もないくらいに忙しい」状態を作ることが、悩みで押しつぶされそうな自分を悩みから解放する方法の一つです。忙しさと言っても仕事や趣味など自分の好きなことに没頭することが良いでしょう。その没頭している間は少なくとも悩みからは遠かった場所にいます。
また、過ぎ去った過去のことをいつまでもクヨクヨと悩んでいても意味はありません。できることは失敗の結果(=現在)を修正することだけ! と割り切って行動することも重要なのです。
避けられない出来事はやり過ごす

ぐぬぬぬーーー

マナビトさん、どうされたのですか? 何かお悩みですか??

前髪が・・・少なくなっている気がします・・・シワも増えたかなぁ・・・どうしたら・・・

マナビトさんは、アラフォーなので老化してきて当たり前ですね。
老化現象や天候など、避けられない問題は受け入れた方が気が楽になります。受け入れることで「変えられることを変える勇気」が不思議と湧いてくるものです。

老化現象は避けられませんが、ケアすることはできますね!

エイジングケアですね! できることに集中して取り組みます。もし、髪がなくなったとしても、帽子や服装でもオシャレはできますしね!
また、細かいことで心を乱さないことも重要です。特に職場などでの人間関係で悩む人は少なくありません。本当は悩むのではなく、自分のやるべきことに集中することが大事。自分にとって大事な目標に意識を傾けましょう。

そうは言いましても、職場では避けられない上司と部下の関係など、逃げられない状況もあります。心を乱さないようにといわれましても、それができないから困っているんです!! 何か、良い方法はないですか?

それこそ、先に解説した『悩むクセを直す6つの習慣』を参考にしましょう。また、自分なりの対処法を持っておくのも有効です。
株式の投資手法で「ストップ・ロス・オーダー」というものがあります。簡単にいうと、「一定の損失が出た場合、必ず損切りをする」というルールを決めることです。こうすることで損失は出るものの限定的です。これを応用して「嫌味な上司からの言葉を真剣に捉えるのは3回まで」時間を守らない友人に対して「約束した時間に15分遅れたら帰る」など、ルールを設けるのです。そうすることでそのことに対して思い悩むこともなくなり、自分自身の損失も限定的になるのです。
これが悩みに対する全ての対処法というわけではないですが、自分なりの対処法を身につけましょう!
道は開ける まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。「道は開ける 悩みを減らし、悩みと上手くつき合うには?」はいかがでしたか? 「40にして惑わず」といいます。しかし私は40歳になりましたが、それでもやっぱり人間関係に悩むこともあります・・・。もっと、成長したいという気持ちを忘れず日々向上していきたいと考えております。これからも本ブログを通して、皆様と一緒に成長していければ幸いです。一つでもあなたの成長のタネが見つかれば嬉しいです。
それでは、また!
コメント