
ハイ! マナビトです。今回の参考書籍は木暮太一著の「誰からも「わかりやすい!」と言われる伝え方の教科書」です。リモートワークが推進され、直接会えばニュアンスで伝わることも正しい言語や文章で伝えなければ相手に正しく伝わっていないことも少なくありません。相手が「わかって」いなければ、それは「伝えた」ことにはならないのです。自分の考えが伝わる・伝わらないで人生が大きく変わります。本ブログでは伝え方の教科書をさらに要点を絞って分かりやすい解説。それでは、いってみましょう!
伝え方の教科書 前回のかんたん振り返り
前回のテーマは伝え方の教科書 「わかりやすく伝える」ための4STEPの『STEP4 相手に伝わる言葉に言い換える』でしたね。

ズバリ! 次の4STEPとなります♪
【「わかりやすく伝える」ための4STEP】 STEP1 「誰に」「何を」伝えるのかを明確にする STEP2 相手に伝わる日本語を使う STEP3 話を正しい順序に組み立てる STEP4 相手に伝わる言葉に言い換える
自分が伝えたいイメージと相手が受け取ったイメージが違えば、良かれと思ったことでも悪い方向へ行くなど、自分の思いが伝わらなくなります。「相手が何をイメージするか?」まで考えて把握した上で言葉選びをしていかなければなりません。詳しくは過去記事をご覧ください♪
今回はそれぞれのSTEPの深掘り! STEP1の「誰に」「何を」伝えるのか? を学んでいきましょうー!
「誰に」「何を」伝えるのか? まず、「結論」を明確にする

「誰に」「何を」伝えるのか・・・ 「コグレータさん」に「伝え方について、教えて欲しいこと」を伝える。こんな感じでしょうか?

そうですね。まず、その結論を明確にすると話がぶれなくなりますよ。
話がわかりづらい人の特徴して、自分自身が「何を」伝えたいのかよくわかっていないのに話を始めてしまうことがあります。

自分が「何を」伝えたいのか分からないから、説明の方法も分かりませんよね・・・
話を始めるときのポイントは、相手に「何を」伝えるのかを明確にしておくことなのです。

よし! 「何を」伝えるのか明確にする。これで完璧だー! 早速、コグレータさん伝え方について話をしましょう!

マナビトさん、ここで言う「何を」とは、「○○について」(話のテーマ)と言う意味ではないのです。

「○○について」(話のテーマ)と言う意味ではない??
「○○について」とは、アバウトな言葉です。「何を」とは「結論」でなければなりません。

最初の事例『「コグレータさん」に「伝え方について、教えて欲しいこと」を伝える。』で考えると、結論は「教えて欲しい」ことになります。伝え方について、色々な事例を出すことはできますが「教えて欲しい」と言う結論がなければ、ただの事例紹介になってしまいます。私がマナビトさんの「教えて欲しい」という結論がわかっているからこそ、「伝え方のポイントや注意点、応用すると・・・」と教える行為が生まれるのです。

なるほどー。アバウトなことではなく、結論を相手に伝えることが重要なのですね!
結論さえ決めておけば、常にその目標に向かって進んでいくことができるので、話の主題から大きく外れることはありません。結論を明確にして相手に伝えましょう。
「誰に」「何を」伝えるのか 「結論」は、常に「理由」と一緒に

結論は押さえる! コグレータさん、教えてください!

はい! 教えます!! なぜでしょう?

なぜ??
相手に伝える時は「結論」だけでは足りません。なぜ、その結論に至るのかその「理由」も伝えなければ相手は納得がいきません。「何を」には「結論」とその「理由」を一緒に説明しなければならないのです。

なるほど。私は、コグレータさんに(誰に)伝え方を教えて欲しい(何を)です。ブログで読書に正しく有益な情報を発信したいため(理由)です。

スッキリ、分かりやすいですね!
話をシンプルにすることで、相手にスッと伝わりやすくなるのです。これは、会話だけでなくブログやメールなど書くことにも応用が効きますね!
分かりやすく伝えるポイントは「相手に結論を理解・納得させるために、不要な情報を削ぎ落として必要な情報だけを伝える」ことです。
「誰に」「何を」伝えるのか 結局は、「誰に伝えるか」で決まる

「何を(結論)」伝えるのか、その「理由」もバッチリです! これで私も伝え方マスター♪

流石です笑 最後にもう一つの要素「誰に伝えるか」が重要です。

ほう。。今回の事例はコグレータさんにと決まっていましたが。
伝える内容を考える上で最重要ポイントは「誰に伝えるか」なのです。

誰に伝えるかが最重要ポイント??
なぜなら、同じ出来事であっても結論を納得してもらうための「理由」が相手によって変わるからです。

例えば、私が悪の帝王だとします。その相手に、「伝え方を教えて欲しい。有益な情報を発信したいから」と言えば、すんなりと話が通るでしょうか?

悪の帝王なら、有益な情報のためにと言う理由は通用しないかもしれませんね。悪の軍団ショッカーを増やすために伝え方を教えて欲しいと言う理由なら教えてもらえるかも・・・

そう、相手によって同じ事柄「教えて欲しい」でも伝え方が変わってくるのです。

ありがとうございますー。これでポイントもおさえてバッチリですー
「誰に」「何を」伝えるのか まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。「誰に」「何を」伝えるのかには「理由」も加えることも重要でした。分かりやすい伝え方の3点セット「誰に」「何を(結論)」「その理由」をおさえていきましょう。これだけでも伝える力が格段にアップしますよ! これからも一緒に学んでいきましょうー
それでは、また!
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