
ハイ! マナビトです。今回の参考書籍は木暮太一著の「誰からも「わかりやすい!」と言われる伝え方の教科書」です。リモートワークが推進され、直接会えばニュアンスで伝わることも正しい言語や文章で伝えなければ相手に正しく伝わっていないことも少なくありません。相手が「わかって」いなければ、それは「伝えた」ことにはならないのです。自分の考えが伝わる・伝わらないで人生が大きく変わります。本ブログでは伝え方の教科書をさらに要点を絞って分かりやすい解説。それでは、いってみましょう!
伝え方の教科書 前回のかんたん振り返り
前回のテーマは伝え方の教科書 STEP2の相手に伝わる日本語を使う その1でしたね。

全体の要約は次の4STEPとなります♪
【「わかりやすく伝える」ための4STEP】 STEP1 「誰に」「何を」伝えるのかを明確にする STEP2 相手に伝わる日本語を使う STEP3 話を正しい順序に組み立てる STEP4 相手に伝わる言葉に言い換える
相手に伝わる日本語のポイントは次の通りです。
【相手に伝わる日本語】 ①主語と述語を明確にする ②とにかく一文を短くする
文章の最小単位とは「主語+述語」です。つまり、伝えたいことの骨格となる部分なのです。逆にいうと、主語と述語が不明確だと、その文章は意味が分からなくなる伝わらないものとなるのです。詳しくは過去記事をご覧ください♪
今回はそれぞれのSTEPの深掘り! 『STEP2の相手に伝わる日本語を使う』その2を学んでいきましょうー!
相手に伝わる日本語を使う 一つの文章に「主語」と「述語」は一つに!

伝わる日本語には「主語」と「述語」が重要ということは分かりました! これで完璧♪

「主語」と「述語」があれば、それでOKという訳でもないのですよ! 「主語」と「述語」があっても分かりにくい=伝わりにくい文章も存在します。みていきましょう。
【主語と述語があるのに分かりにくい文章の例】 マナビトは、今日コグレータは休んで教えてもらえないと思っていた。

マナビトは? コグレータは? ??

この例の主語と述語は、主語は「マナビトは」で述語は「思っていた」となります。文法上は主語と述語がありますので、間違いではありません。

でも、すごく分かりにくい・・・
その理由は「マナビトは、思っていた。」の間に、「今日コグレータは休んで教えてもらえない」という一文が入っているからです。主語が2つあるように見えて混乱するのですね。文法的には間違いではなくても、分かりにくいということがあるのです。

じゃ、どうすれば良いのですか?

文章を分けるという方法がありますよ。
例を二つの文章にすると「マナビトは、思っていた。今日コグレータは休んで教えてもらえないと。」

最初より分かりやすい!
ポイントはできるだけ、一つの文章で「主語」と「述語」は一つにすることです。
相手に伝わる日本語を使う とにかく一文を短く!

とにかく一文を短く!? 伝えるためには長い文章の方が良いのでは?

一文を短くする理由は伝えたいことの骨子「主語」と「述語」の関係を分かりやすく整理できるとともに、伝える側・伝えらる側のお互いが理解しやすくなるからなんです。

伝えたいことを「分かりやすく整理」と「理解しやすくなる」からですか。
伝えることは、相手に理解させることです。一文が長すぎると情報量が多く、「理解すること」よりも「覚えておくこと」に脳の容量を使ってしまうのです。
分かりやすく伝えるためには、できるだけ一文を短くする。「覚えておくこと」よりも「理解すること」に集中してもらうためにです。

一文を短くすることの重要さは分かりましたが、具体的にどうすれば・・・? 主語と述語だけで本当に伝わるのかなー? 前回の5W1Hのわかりやすさもあるし、何かルールみたいなものはないですか?

ズバリ! 「接続詞は一つまで」にしたほうが良いでしょう。

接続詞を一つ?
基本となる一文を短くすると、主語と述語が明確になるので、意味が伝わりやすくなり、さらにポイントとして主語と述語を一つずつにすると、より伝わりやすくなりますし、接続詞を一つとすればより実践しやすくなります。

一文ながーーい! 一息で言えないじゃないですか。

この文章を「接続詞は一つまで」のルールに則って書き直すと・・・
基本となる一文を短くすると、主語と述語が明確になります。意味が伝わりやすくなり、さらにポイントとして主語と述語を一つずつにします。より伝わりやすくなりますし、接続詞一つとすればより実践しやすくなります。

分かりやすくなったー♪
一文に接続詞は一つまで! 覚えておきましょう。
相手に伝わる日本語を使う まとめ
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。『STEP2の相手に伝わる日本語を使う』その2はいかがでしたか? 伝えるということは相手に理解させること。そのために、ムダを省き脳の容量を理解させるために注力させることが重要でした。ビジネス文書では特に「自分の真意を相手に理解させること」は重要です。そのためには是非とも伝える技術を身につけたいものです。「伝わる日本語を使う」。当たり前のことを当たり前にすれば良いので、誰でも実践可能です。「とにかく一文を短く!」 「接続詞は一つまで!」を意識していきましょう!
それでは、また!
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