伝え方が9割〜「イエス」に変える「7つの切り口」①〜      

はい! マナビトです。日常でも役立つ勉強のかんたん解説です。今回はコピーライターの佐々木圭一著書のベストセラー『伝え方が9割』の解説をしようと思います。なぜ、今この本なのか? それは本棚で肥やしになっていたからです! ・・・ではなく、リモートワークが推進されている今、伝え方って本当に重要だなと感じます。特にメール・チャット等、文章でのコミュニケーションってなかなか伝わりづらいです。だからこそ、テクニックが全てではないですが伝わりやすい方法があるのであれば知っておいた方が良いし選択肢として持っておくといざと言うときに役に立つと思います。また、自分に対して復習と言う意味合いも大きいです(笑)あなたに9割以上伝わりますように・・・ それではいってみましょう!

前回のかんたん振り返り

前回は、少しでも「イエス」の確率を上げる伝え方を学習しましたね。

【「イエス」に変える3つのステップ】
ステップ1|自分の頭の中をそのままコトバにしない
ステップ2|相手の頭の中を想像する
ステップ3|相手のメリットと一致するお願いをつくる

この3つのステップは、どんな「お願い」にも有効ですが、我流でやってもその成功確率は上がりません。料理と一緒でまずはレシピに習って真似から入ると上達も早いです。今回はコトバのレシピ「7つの切り口」は学習していきましょう。

7つの切り口

マナビト
マナビト

3つのステップは分かりました。これで完璧です!

ササーキさん
ササーキさん

マナビトさん♪ 3つのステップは、伝え方の初歩的なところだけですよ。マナビトさん♪は新しい料理をつくるとき、どうやって作りますか? 

マナビト
マナビト

初めてだったらレシピをみて作りますかね〜。

ササーキさん
ササーキさん

そう、新しい伝え方も、コトバのレシピを使って学んでいきましょう。

切り口1「相手の好きなこと」

マナビト
マナビト

「相手の好きなこと」とは、どのように伝えるんですか?

ササーキさん
ササーキさん

あなたが求めることをストレートに伝えるのではなくて、「相手の好きなこと」からコトバをつくることにより相手のメリットに変えるんですよ。

例えば、あなたはお腹がぺこぺこです。食事をしようとお店に行きました。その時店員さんが

ササーキさん
ササーキさん

混み合っていますので、5分ほどお待ちいただけますか?

マナビト
マナビト

・・・(5分か、長いな。お腹空いているし、別のお店行こうかな。)

と、対応してくれました。間違った対応ではないですがストレートに伝えていますよね。そこで、相手のメリットに変えて伝えると・・・

ササーキさん
ササーキさん

できたてのお食事をご用意します。5分ほどお待ちいただけますか?

マナビト
マナビト

できたてホヤホヤですか〜。楽しみだな、待ってみようか。

いかがですか? ちょっと待とうかな、しかも楽しみにして待とうかなと思いませんか。注文した食事も同じ、待たされる時間も同じなのに伝え方一つで「ノー」が「イエス」に変わりませんでしたか?

切り口2「嫌いなこと回避」

マナビト
マナビト

嫌いなこと回避とは、そのままですか?

ササーキさん
ササーキさん

そうですね。相手な嫌いなものからコトバを作り、「こちらは嫌いでしょ? だからやらない方を選びましょう」という切り口です。

例えば、近道があるとします。でもこの道は地元の方の優先道路で一般の方は立ち入り禁止です。そこで、立ち入りしないように呼びかけをします。

ササーキさん
ササーキさん

立ち入り禁止なので、この道は通らないでください。

マナビト
マナビト

・・・(でも、近道だしな。こっそり通ろうかな。)

と、ここで相手の嫌いなものからコトバを作り、やらない方を選ばせましょう。

ササーキさん
ササーキさん

この道を通ると、猛獣が出てきて多くの方が行方不明になっていますよ。通らないでくださいね。

マナビト
マナビト

猛獣か、通るのをやめておきます。

いかがですか? あなたも近道を通ることを回避したくなりませんでしたか? これが「こちらは嫌いでしょ? だからやらない方を選びましょう」という切り口です。

切り口3「選択の自由」

マナビト
マナビト

選択の自由、これは選べるということですか。

ササーキさん
ササーキさん

そうですね。これは切り口1の「相手の好きなこと」の応用です。人が「決断」するのが得意ではないのです。そこで2択を準備し「比較」をして選ばせてあげるのです。

例えば、あなたが営業担当だとします。あなたは相手が求めていない商品を売り込まなければなりません。

マナビト
マナビト

この商品を買ってください!

これはあなたにしかメリットがありません。相手は買うか買わないかを「決断」しなければなりません。そこで・・・

マナビト
マナビト

貴社にぴったりなAプランとBプランを準備してきました! どちらが良いですか?

こう言われると、買う買わないを通り越して相手はAとBの比較という簡単な選択ができるのです。もし、良い提案であれば「少し話を聞いてみようかな」と「ノー」を「イエス」にできるかもしれませんね。また、良い提案でかつ選べるという2つのメリットがあり「イエス」の確率は切り口1よりももっと上がりそうです。選択の自由をつくることで、よりあなたのお願いが「イエス」となる可能性が高まるのです。AプランでもBプランでも目的が契約ならどちらでもOKですね。

まとめ

「イエス」に変える7つの切り口はいかがでしたか? え!? まだ半分ですって? そうですね、残りの半分は次回のお楽しみ♪ それじゃ、納得いかない? では、見出しだけチラ見せです。

切り口4 「認められたい欲」
切り口5 「あなた限定」
切り口6 「チームワーク化」
切り口7 「感謝」

次回も楽しみになってきましたね。私が今回の切り口を使っている実感として、「選択の自由」が使いやすく相手の納得感も得られやすいように思います。あなたもぜひ、コトバのレシピを活用してみてくださいね。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。次回も楽しみにしてくださいね。では、また!

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