伝え方が9割〜「強いコトバ」を作る技術 ③赤裸裸法〜      

はい! マナビトです。日常でも役立つ勉強のかんたん解説です。今回はコピーライターの佐々木圭一著書のベストセラー『伝え方が9割』の解説をしようと思います。なぜ、今この本なのか? それは本棚で肥やしになっていたからです! ・・・ではなく、リモートワークが推進されている今、伝え方って本当に重要だなと感じます。特にメール・チャット等、文章でのコミュニケーションってなかなか伝わりづらいです。だからこそ、テクニックが全てではないですが伝わりやすい方法があるのであれば知っておいた方が良いし選択肢として持っておくといざと言うときに役に立つと思います。また、自分に対して復習と言う意味合いも大きいです(笑)あなたに9割以上伝わりますように・・・ それではいってみましょう!

前回のかんたん振り返り

前回は、「強いコトバをつくる」のギャップ法でしたね。ギャップ法のコツは、スタート地点を下げ、言いたい意味に、ギャップをつくってあげることです。ギャップ法のレシピは下記の通りです。

【ギャップ法のつくり方】
① 最も伝えたいコトバを決める。
② 伝えたいコトバの正反対のワードを考え、前半を入れる。
③ 前半と後半はつながるよう、自由にコトバを埋める。

詳しく過去記事をご覧ください! さて、今回は強いコトバをつくる 赤裸裸法です。体温を感じるコトバに生まれ変わりますよ。それでは、いってみましょう!

赤裸裸法

マナビト
マナビト

赤裸裸って・・・裸族ですか!! 

ササーキさん
ササーキさん

マナビトさん♪ 裸族かどうかは分かりませんが、さらけ出すという意味ではあっていますね! コトバで感情をさらけ出すとそこに体温が生まれ、強いコトバになるんですよ。

赤裸裸と聞いて、あなたはどんな感じを受けますか? 赤裸裸な告白とか赤裸裸な話とか、内面をさらけ出すイメージではないでしょうか。その感情を活用するのが赤裸裸法です。この方法も実は、名曲や名シーンに活かされていることをご存知ですか。

【赤裸裸法の例】
上を向いて歩こう 涙がこぼれないように  『上を向いて歩こう』  坂本九
息を切らしてさ 駆け抜けた道を  『終わりなき旅』  Mr.Children
朝、目が覚めると泣いていた  『世界の中心で、愛をさけぶ』  片山恭一

これら全て赤裸裸法でできているんです。体温を感じさせ、名フレーズのようなニュアンスをあなたのコトバで作り出すことができる! それが「赤裸裸法」なのです! なぜ、例のようなコトバはイキイキと生命力あふれるコトバに感じるのでしょうか。それは、赤裸裸法はあなたの肌感覚に正直になる方法だからです。恥ずかしいほどに。

赤裸裸法のつくり方

膝がガクガクして立っていられない。私は緊張している。

こういうと、自分の心の中からの赤裸裸なコトバや感情が伝わりませんか。伝えた相手には緊張感がグッと伝わると思います。この赤裸裸法のつくり方をみてみましょう。もともとのコトバは

私は緊張している。

赤裸裸法は通常は意識していない、あなたの感覚と向き合います。人として当たり前だから、あえてコトバにしていなかったものを、あえてコトバにするのです。「緊張している。」と思っている時、あなたのカラダはどんな反応をしているでしょうか。

顔はどうなっていますか? 青ざめていますね。膝はどうなっていますか? ガクガクしているでしょうね。足は? 宙に浮いてふわふわしているかもしれません。この、どれを使ってもいいのです。通常はコトバにしていない赤裸裸な感覚をコトバにすると、コトバはイキイキするのです。赤裸裸法は天才的なひらめきが無くともレシピ通りに作れば、あなたもグッと強いコトバを作れるのです。早速、赤裸裸法のレシピをみてみましょう!

【赤裸裸法のレシピ】
① 最も伝えたいコトバを決める。
② 自分のカラダの反応を赤裸裸にコトバにする。
③ 赤裸裸ワードを、伝えたいコトバの前に入れる。

これだけです。ポイントは②の「自分のカラダの反応を赤裸裸にコトバにする」ことです。普段は感じてもコトバにしていなかったことを、あえて赤裸裸にコトバにするのです。次の質問を選んで答えると、かんたんに作ることができます。

【注目すべきカラダの反応と例】
顔は?  例)顔が真っ赤、〜。
のどは?  例)のどがカラカラ、〜。
くちびるは? 例)くちびるが震えている、〜。
息づかいは? 例)息ができない、〜。
目は? 例)目が合わせられない、〜。
うぶ毛は? 例)全てのうぶ毛が立っている、〜。
肌は? 例)汗ばんでいる、〜。
頭の中は? 例)頭の中が真っ白、〜。
手のひらは? 例)手にじわり汗が、〜。
指の先は? 例)指先がじんじんする、〜。
血のめぐりは? 例)自分の鼓動がわかる、〜。

ポイントは、いつもなら口にはしないであろうコトバであることです。

マナビト
マナビト

これらを使えば、私も感動的なコトバを作れるんですね!

ササーキさん
ササーキさん

そうですね! では、試しに作ってみてください。

マナビト
マナビト

では! 指先がじんじんする、好きです!

ササーキさん
ササーキさん

マナビトさん♪ コトバのチョイスが!!! ごめんなさい

マナビト
マナビト

目が合わせられない、恥ずかしい〜

ササーキさん
ササーキさん

あ、それは伝わりますよ♪

赤裸裸ワードを入れれば、生命力あふれるコトバに変わる。

最後までご覧いただき、誠にありがとうございます! 自分の鼓動がわかる、本当に感謝です。次回も楽しみにしてくださいね。それでは、また!

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