マーケティングを理解する〜戦況分析 目的の設定〜      

はい! マナビトです。マーケティングのかんたん解説のマーケティング・フレームワーク編の3回目です。初心者にも非常に分かりやすく解説されている『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』を参考に、マーケティングを甘くみていた過去の自分へ向けた、そして知識を定着させるために簡単にまとめてみようと思います。

前回のかんたん振り返り

前回は「戦況分析・5C分析」でしたね。戦況分析で最も一般的とも言える5C分析を学習しましたね。復習で、一つ一つ確認していきましょう。

【5C分析】
Company|自社の理解
Consumer|消費者の理解
Customer|流通など中間顧客の理解
Competitor|競合他社の理解
Community|地域社会の理解

今回は戦況分析を進めながら、仕事の出発点である目的の設定について学習していきましょう。

目的の設定|OBJECTIVE

マナビト
マナビト

前回は、長めの学習だったんで短くしてください。その方がやる気が出ます!

マーケくん
マーケくん

マナビトさぁん、ストレートですね! 早速、結論からいきましょう!

目的によって、その後の目標や戦略、戦術と全てが変わります。だからこそ、目的の設定は最重要なのです。目的を設定する際の3つのポイントを学習しましょう。

【目的設定の3つのポイント】
1.実現可能性|適切な目的は難しすぎず、簡単すぎずの良い塩梅のところ
2.シンプルに|限りなくシンプルで明確な目的設定
3.魅力的に|人の気持ちを惹きつける目的は人的資源を増大させる

以上。3つが目的設定のポイントです。

まとめとつぶやき

マナビト
マナビト

おー、驚くべき短さですね。前回の振り返りの方が、長いじゃないですか。

マーケくん
マーケくん

そうですね。とはいえ、短いから簡単と言うものでもないのですよ。まず、難しすぎず簡単すぎない目的ってマナビトさぁんはパッと出てきますか?

マナビト
マナビト

難しすぎず、簡単すぎない目的・・・。意外に出てこないものですね。

マーケくん
マーケくん

そうなんです。これは自分の力(経営資源|ヒト・モノ・カネ・情報・時間・知的財産)を正確に把握しておかなければ設定できないですよね。では、シンプルにと言うのはどうでしょうか?

マナビト
マナビト

お金持ちになる!!

マーケくん
マーケくん

マナビトさぁんはシンプルでしたね。ただ、「お金持ちになって、別のことをしたい」のであれば、それは目的ではなく「お金持ちになると言う戦略」になりますね。その目的を達成できればお金持ちになるという戦略でなくても良いかもしれません。目的を明確にしないと前述の通り、目標・戦略・戦術がブレてしまいますので、気をつけましょう。そして、シンプルな目的設定というのは、「人が理解できる」「覚えられる」「すぐに思い出せる」という条件を満たすものになります。

マナビト
マナビト

なるほど! では、魅力的な目的設定というのはどういうことですか?

マーケくん
マーケくん

そうですね、魅力的な目的設定というのは心からどうしても達成したくなったり頭から離れなくなったりするようなことです。これもまた、パッと出てくるモノではないですが、そこを目的と設定できると多くの人を巻き込み達成確率が上がります。

マナビト
マナビト

目的の設定、やっっぱりそんなに簡単なことではないのですね。今の私に関係あるんでしょうか? 何かの責任者でもないし・・・

目的設定と聞くと、組織で言えば管理職だったりリーダーシップをとったりする人がすることと思いがちです。本当にそうでしょうか? あなた自身の目的はあなたが主導権を握って決めるべきですし、この記事を読んでいるということは将来その可能性があるということです。積極的に情報を取りに行っているわけですから、チャンスは見逃さないはずです。その時のために、今から自分自身の目的を設定してみてはいかがでしょうか? 目的ができると目標、戦略、戦術と落とし込んでいき、自らの行動を目的に向かって変えることができます。ぜひ、目的を設定する際には3つのポイントを考えてみてくださいね。それでは、また!

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