
はい! マナビトです。マーケティングのかんたん解説のマーケティング・フレームワーク編の最終回です。初心者にも非常に分かりやすく解説されている『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』を参考に、マーケティングを甘くみていた過去の自分へ向けた、そして知識を定着させるために簡単にまとめてみようと思います。
前回のかんたん振り返り
前回は「どうやって売るのか(HOW)」でしたね。戦術(HOW)を整理されている「4P(マーケティング・ミックス)」を学習しました。
【4P(マーケティング・ミックス)】 Product|製品をどうやって作るか Price|価格をどう設定するのか Place|流通をどう設定していくのか Promotion|どうやって顧客に販売促進をするのか
そして、4Pを意識してマーケターであるあなたが消費者の目となり、どうやって売るのか(HOW)を作り上げていくということでしたね。今回はマーケティング・フレームのまとめをしていきます。最後に全8回分の総まとめをしていますので、ぜひ最後までご覧くださいね。
マーケティング・フレームワークの全体像

マナビトさぁん、前回のどう売るのか(HOW)でマーケティング・フレームワークの一つ一つを全て学習したことになります。いかがでしたか? ・・・覚えていますか?

マーケさん、最初の頃を忘れたのでもう一度お願いします!

何と!? まぁ、一度ではなかなか知識として定着しないので、何度も復習しましょう。では、再度マーケティング・フレームワークの全体像を確認しましょう。
目的を達成するために、しっかりと戦況分析をする。自ブランドを誰に、何を、どう売るのかでしたね。8回に渡り解説してきたマーケティング・フレームもたったの1行で言い表されます。しかしながら、その1行の中にマーケティングの重要な要素が凝縮されているということをここまで学習されてきたあなたなら分かるはずです。言うは易し行うが難し。実際に行動に起こしてこそ学習してきた意味があることです。
マーケティング・フレームワークが噛み合うと・・・

マーケティング・フレームワークの全ての要素がうまくいくとどうなるのでしょうか?

ビックバンですね! ビジネスは大爆発します!! それは今までの既成概念をひっくり返すほどのインパクトがあります。そのために、マーケターは戦況分析を行い、消費者理解に徹底的に自己投資と自分の時間を投資するのです。
目的に対して戦況分析を行い、それぞれ正しい「誰に売るのか(WHO)」「何を売るのか(WHAT)」「どう売るのか(HOW)」が噛み合った時、あなたのビジネスは強烈なインパクトを与えることになります。
マーケティング・フレームワークのまとめ
1.マーケティング・フレームワーク|必ず 戦況分析→目的→WHO→WHAT→HOWの順番で考えていく 2.5C分析|Company(自社)、Consumer(消費者)、Customer(中間顧客)、Competitor(競合)、Community(ビジネス環境)の5つの理解で市場を味方につける 3.目的設定|低すぎず高過ぎない設定、シンプルかつ重要で魅力的なモノが良い 4.WHO|目標(ターゲット)大枠として戦略ターゲットがあり、さらに絞り込むコアターゲットがある 5.ターゲット設定の注意点|目的に対して小さ過ぎないように 6.消費者インサイト|消費者の深層心理に隠された真実のこと 7.WHAT|消費者が買う根源的な理由、ベネフィット(商品便益)のこと 8.ポジショニング|消費者の頭の中にある競合との相対的な位置付け 9.HOW|何を(WHAT)、誰に(WHO)届ける仕掛け。戦術。4Pで考えるProduct(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(販売促進) 10.誰に(WHO)、何を(WHAT)、どう売るのか(HOW)がうまくいけばビジネスが爆発する

マナビトさぁん、マーケティング・フレームワークが分かりましたね。

ありがとうございます! 総復習までしていただいて、しっかりと学習できました。マーケさん、本当にありがとうございます。

マナビトさぁん、みなさま、今までありがとうございます! 楽しかったです。またどこかでお会いしましょう!
最後までご覧いただき誠ありがとうございます! 今回で初心者にも非常に分かりやすく解説されている『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』のマーケティングのかんたん解説は終わりです。この本、本当にマーケティングについて重要なことが分かりやすく盛り込まれています。ぜひ、原書をご覧くださいね。それでは、また!
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